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カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2018年09月

カパラオの小規模農園 その2

2018年9月9日 

久しぶりに朝のウォーキング。

しかし、鴨川に出たとたん、荒神口の橋のたもとにあった大木が根っこから倒れているのを目にして、先日の台風が凄まじかったことを実感する。

帰宅したら、カミさんや娘たちが、本当に怖かったと言っていたが、私はそのころブラジルの山の中で春のような陽気の中、農園視察をしていたので台風の情報はある種自分のいるところとは違う世界のことのように感じていたのだが、こうして台風の爪痕を目にして、ずいぶん遅れたもののちょっと怖くなった。

今日は今にも降りそうだが、なんとかもっているといった感じの朝であった。

 

さて、カパラオの小規模農園レポートその2。

次に向かったのは、セラード地域の大規模農園と比べると小さいものの、このあたりでは比較的大きな土地で家族経営しつつクオリティーの高い豆を作り続けているマニュエロ家の農園へ。

自宅のすぐそばには、大きな乾燥機がある。

このあたりでは、もっと小さな農園だと公共の乾燥施設を使って収穫→水洗処理の後乾燥プロセスを経るとのことで、こんな乾燥機があるということは、やはりこのあたりでは大きな農園ということが分かる。

入るとすぐにコーヒーの花が奇麗に!・・・ではなく、これはみかんの花!

みかん(オレンジ?)も、たわわに実っていた。

木々の生えている地面を見ると、白い粉が撒かれている

これは土壌が酸性にならないよう、石膏を撒いて少しだけアルカリ性の土壌にしようということらしい。

セラードの大規模農園とは違い、ピッカーを雇うのではなく家族で収穫~生成まで一貫しておこなう。

紅い実を持って「どうだ、完熟しているだろ?」と自信満々で見せてくる。

歩いていたら、いきなり一本の木を引き抜きつつ「これがマンジョーカ」と言う。

このマンジョーカは芋の一種で、芋としても料理に使えるが、これからとれるでんぷんがタピオカの元になり、そのタピオカを使って作られるのがブラジルの国民食?ともいえるポンデケーケージョ。

行く先々でポンデケージョを食べたが、どこも微妙に味が違い、言わば一種の「おふくろの味」のようなものかもしれない。

わりと簡単に抜かれてしまった。

得意顔でマンジョーカを手に自宅へ戻る。

このあと、どんな料理に変身するのでしょうねぇ・・・

次に蜂蜜を出され「これも自家製、うまいだろ」と。

たしかに、甘さの質が濃厚で香りもよく、とても美味しい蜂蜜であった。

こうしていろいろとやっているのを見ると、本業の方はどうなんだろう?と思ってしまったが、こちらでもオリジナルの発酵工程を持って精製しているようで、この日の夕方のカッピングでは、なかなか良い豆が出ていた。

こちらでは、カパラオ アマレロとカツアイがメインで植えられていた。

素敵なファミリーでした。

ただいま!

2018年9月9日 

無事ブラジルから帰国しました。

トランジットを含めて約30時間、行きの飛行機で出てきた機内食があまりにも残念だったので、帰りは食べないことにして、中継地のヒューストンでタコスを食べた。

そこからもう15時間、水しか飲んでいなかったので、自宅に戻って荷物を整理したら、ちよっとお腹がすいてきた。

そこでカミさんと一緒にヌーさんのところへ

まずはヌーラーニララダ

きのことエビのラビオリ ムグライ

アップで

こちらはフィッシュ サートチャトニジャルフレッジ

2週間ほどカリーから離れていたので、どれも美味しくいただきました。

明日以降で、ブラジル旅行記の続きをちょこちょこアップしてまいります。

さぁ明日から仕事再開!頑張ろう!

さらばブラジル

2018年9月7日 

2週間のブラジル出張も、いよいよ最終日。

カパラオの小規模農園視察の続編を書こうかと思ったが、今日はちょっとコーヒーから離れてブラジリアンアート?のことなど。

 

カパラオから地元の空港まで車で約4時間揺られ空路サンパウロへ。

サンパウロでは、地元の人気カフェめぐりをしたが、それより面白かったのは「落書き」が密集している地域。

サンパウロの街の壁は、ともかく落書きだらけで、なかなか上手い絵もあれば単にスプレーで文字を書いたものまで、まぁ本当にピンからキリまでいろいろな落書きがありとあらゆるところで見られる。

が、この地域はクオリティーの高い落書きが密集しており、わざわざ落書きを見にくる人も多い。

この地域は、落書きがされていない壁面がないほど。

シックな感じのバレリーナの絵の上には機械の配線のような絵があったり

なんなのかよくわからない魚と女性が描かれていたり。

こちらは家丸ごと描かれているが、恐らく何人かの人が分割して書いた様子。

そして、この写実的な顔の絵、なかなかこの配色も面白い。

この人が、この顔の絵を描いたクラウスさんです。

 

ウソ、単に街角で見つけたお兄さんでした。

ペットショップもアートしていますねぇ

 

と、言うことで、この落書き密集地帯を一回りしてからこの街のカフェに入り、その後別のカフェでランチをとった後、サンパウロの空港へ。

サンパウロは渋滞が凄まじいことで有名なのだが、その渋滞中に中央分離帯を拠点にモノを持って歩き回る人たち。

渋滞でとまっている車の窓を叩いてスナックを売り歩いていた。

こちらでは風船を売っていたが、お菓子や飲み物ならいざ知らず、運転中に突然風船が欲しくなるってことがあるのだろうか?

と、思っていたら、陶器製の大きな豚の貯金箱を売っている人も!

その他、タオルかフキンみたいなのを売っている人もいた。

こんな商売が成り立つっているのだから、ブラジルの人は、運転中にふと「そうだ、フキンを買おう!」ち思うことがあるのかもしれない。

大きな道路には、時間と気温が交互に表示される看板広告が多数ある。

この日のサンパウロは気温17度、少し肌寒いが心地よく過ごしやすい最終日だった。

そんなわけで、さらばブラジル。

 

この日記はトランジット中のヒューストンで書いている。

あと15時間後には久しぶりの日本。

長いような短いような、とても有意義で楽しい2週間だった。

カパラオの小規模農園その1

2018年9月6日 

関西は台風の被害が甚大だったようで、ブラジルでもニュースになっていました。

被害にあったり、停電や交通機関の麻痺で不便な思いをされた方には、心からお見舞い申し上げます。

幸いにもVerdiは、両店舗とも被害を受けずにすみました。

関東を中心に多くの方から「大丈夫?」とメールを頂戴しました。

ご心配いただきありがとうございました。

 

さて、関西から遠く離れたブラジルの山岳地帯は乾季のため好天続き。

昨日は、カパラオ地域の小規模農園を回った。

ここは、ミナスジェライス州とエスピリットサント州の境界を挟んだ谷状の両面に農園が点在する地域で、ブラジルのなかでは標高が高く風味豊かな豆が採れる。

今回は農園で朝食をいただくことに。

少し肌寒いが、心地よい好天の下、美味しい朝食を頂いた。

農園主のマルフォーン・ロゴさんと。

この後、水洗工程も見せてもらい、ここは隣接するパーチメントのドライング場。

 

次に向かったのは、多くの受賞歴があるアフォンソさん。

トロフィーに囲まれたアフォンソ氏

なんと、桜が咲いていた!

アフリカンベッドで干されている豆とアフォンソ氏

次の農園へ向かう途中、花が満開だったので見てみたら、ハチがとまっていた。

アレシャンドレ氏は、コロンビアで見たという、改良版アフリカンベッドで豆を乾かしていた。

この地域でも、チェリーからパーチメントの工程で発酵のプロセスを入れるところが多い。

アレシャンドレ氏と

 

そんなわけで、素敵な朝ごはんから始まり、生産者の方々とも直にお会いできて、皆さんがどれだけ大切にコーヒーを作っておられるか見ることができた。

 

この後、昼食を挟んで、また別の農園を回ったのだが、長くなるのでこの続きはまたこんど。

明日から通常営業です!

2018年9月5日 

こんにちは、土田です。

台風の影響が様々出ています。
ニュースでも目を疑うような状況が多く映っていました。

大きなところでは六甲アイランドや関西国際空港など、まだまだ快方に向かっておらず心配です。

ヴェルディ近くでは、下鴨神社が封鎖されていました。

しばらくは周辺が通行止になっていました。
いつになく大きな被害です。

明後日からはしばらく雨が続く予報で、さらなる被害が出ない事を祈るばかりです。

不安定な状態になっている箇所もありますので、外出の際はお気をつけくださいね。

4・5日と2日間の夏期休暇を頂戴しておりましたが、明日からは通常営業でございます。
皆様のご来店、心よりお待ちいたしております。

マッタデミナスの農園へ

2018年9月4日 

今日はVerdiでも時折週替わり珈琲として提供している「キャラメラード」を生産している農園へ。

農場主のVicente氏と。

ここ、マッタデミナスは古くからリオ臭の出る豆が多く、あまり良い産地とされていなかったが、2000年にVicente氏がカップオブエクセレンスで優勝して大いに驚かれた。

以後Vicente氏は素晴らしい豆を作り続け、また、色々なチャレンジもされており、ブラジルを代表する農園の一つになっていると言っても過言ではない秀逸な生産者。

ちょうど収穫の真っ最中だったので見せていただいた。

真っ赤に色づいたチェリーが、たわわに実っている。

アップで

イエローカツアイを手摘みするピッカー

収穫されたチェリーを選別するピッカー

 

ジャバニカ種やゲイシャ種も栽培しているとのことで、その区画へ向かう途中、ブラジルの国鳥ジャグーが食べて排泄したコーヒーの実(種)が落ちていた。

インドネシアだと、ジャコウネコが食べて出したものがコピ ルアックとして売られているが、これはブラジル版コピルアック。

成長したジャバニカ種を見せるVicente氏,

他の区画は、すでに花は終わり実がなっているのだが、この別品種の栽培区画は今が開花中だった。

視察を終えて農園主の自宅へ戻ったら、今年最初に収穫されたキャラメラードを試飲するよう言われ、なぜか私が抽出することに。

周りはみんなプロ。

あまりこういうシチュエーションで抽出はしたくないものですねぇ・・・

 

さて、明日はカパラオ地区の農園巡り。

また素晴らしい出会いがありますように。

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