自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2019年07月

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2019年7月14日 

朝5時ごろに目が覚めた時は、窓の外から雨の音が聞こえていたのだが、6時にはもう止んでいたので今朝も鴨川へ。

雲が低く立ち込めていた。

昨日はいったん中州が見えていたのだが、今朝はまた水の下に消えていた。

 

さて、今日はランチタイムまで造形芸大店に入り、夕方からはロームシアターへバレエの公演を見に行ってきた。

パリオペラ座の最高位であるエトワールを10年間続けてきたカール パケットの引退公演。

すでにパリでは昨年の大晦日に引退公演を終えていたので、今夜が全世界での最後の舞台ということで、やはり最後に偉大なダンサーの踊りを目に焼き付けておこうと足を運んだわけである。

 

初めてカールを見たのは DVD 。

白鳥の湖で、家庭教師とロットバルトの二役を演じていたのだが、これがすごくカッコ良くて、ある意味主役の王子以上の存在感だった。

一昨年は、ドンキホーテを見に行ったが、一幕を見た時、さすがに40歳ともなると少し落ちてきたような印象を持ったものの、三幕では「少し落ちたなんて思ってごめんなさい」というような圧倒的な演技。

そして、今夜のジゼルでも見事な演技で魅了させてくれた。

 

10年間もその世界でトップに君臨し続けることのすごさ、本当に言葉では言い表せないものがあると思うが、今夜の公演後に異例ではあったがカールがそのまま舞台でしたスピーチは、皆の胸に残るものであった。

「一つの星(エトワール)が輝くために、一つの星は終わりを迎えます」

こんな言葉を後進に言い残して去れるトッププレーヤーがいったいどのくらいいるのだろうか。

そう言えるカールに畏敬の念を覚えると同時に、自分という星が消えても新たな星が輝けるということを心底実感できるということは、幸せなことではないかとも思った。

着々と

2019年7月12日 

今朝のウォーキングは雨天中止かな?と思っていたが、起きたころには雨も上がっており、適度な湿度と爽やかな涼しい風の中、鴨川沿いを歩けた。

出町柳の橋に差し掛かったころ、奇妙な振動音のようなものが聞こえたので、音の方に目をやるとすずめが二羽で暴れまわるクマゼミをつついていた。

ピクサー映画バグズライフのワンシーンを上から目線で見ているような気分だったが、ふと、そう言えば今年の夏は(まだ梅雨も明けていないけど)セミの鳴き声をあまり聞いていないような気がした。

で、荒神橋の上を渡りながら、川面に目をうつすと、先日までバッチリと見えていた中州が消えていた。

数日前

今朝

このところ、本当に水か少なくて、どうなることかと思っていたが、まぁ、ちょっと鴨川も川らしく見えた。

 

さて、先日京都芸術デザイン専門学校の学生さんたちに、パッケージデザインの製作をお願いして、授業として取り上げて頂くことになったのだが、今日はその途中経過を見せて頂き、要望などを伝えるため専門学校の授業にお邪魔させて頂いた。

23名の学生さんたち一人ひとりの現時点でのラフを見せて頂きながら、個人差はあるものの、「こういう風に表現するのも面白い」と思うものが何点かあり、私自身も珈琲についての視点を考えさせてもらう機会になった。

考えてみると、私の周りには少なくとも珈琲についてある程度の知識を持った人が多いわけで、同時に一緒に働いているスタッフは、珈琲に対する視点が私とほぼ同じだったりするので、販促について検討していても、同じような方向性で見て考えてしまうことが多い。

一方、今回 Verdi の販促ツールを考えてくれている学生さんたちは、私たちと珈琲についての知識や価値観、方向性を共有しているわけではないので、全く考えてもいなかった方向からのアプローチもあり、個人的には非常にエキサイティングなひと時であった。

学生さんたちが作ってきたものを写真に撮って太田に見せたところ、やはり彼女は茶色や黒ベースの落ち着いた見た目の方が珈琲らしくて良いのではないかという意見だった。

もちろん、彼女の意見は正論であり、多くの珈琲店は彼女と同じ方向性でパッケーじなどのデザインを考えていると思うのだが、私が学生さんたちに言っているのは、「珈琲に対する既成概念や Verdi の店からくるイメージではなく、一目でインパクトを与えるデザインを作ってほしい」ということ。

今日、学生さんたちに伝えた内容を検討の上、現時点でのものをブラッシュアップした、私自身が「あっ」と驚くような面白いものが出てくればと思う。

 

そんなわけで、8月からの商品展開の準備は着々と進めているが、店頭の工事も着々と進んでいる。

今日は、思いのほか晴れ間も見えて、絶好の工事日和だったが、明日からは雨が続く様子。

なんとか予定通りに工事が完了して、お盆前にはリニューアルオープンしたいと思う。

ド直球のような変化球

2019年7月11日 

今朝は、いつものように起きたものの、窓の外からは雨の音が聞こえてきたので鴨川へは出ずに自宅で腹筋だけ。

何となく朝歩かないと、シャワーをしていたら腹回りがだぶついているような感覚になる。

そんなわけで、私はダイエット中につきインドカリーは自分で作ったものの試食以外封印状態。

でもぼちぼち禁断症状が出始めているかも。

 

で、今週の一期一会カリーはこちら。

季節野菜のジャルフレッジ。

要するに、野菜炒めカリーなわけで、いろんな野菜がゴロゴロ入っていて食べ応えのある一皿。

先週が見た目のインパクト重視だったため、今週は非常にオーソドックスなものを作ろうと思ってこういう見た目になったのだが、見た目通りド直球の野菜カリーかと思って食べたら、実は手元で微妙に変化する曲玉だったりする。

ジャルフレッジは、基本的にバシッとホットなものが多い中、こちらは辛さよりも爽快感を重視して作っております。

雨が続いてちょっとうっとうしい空模様ですが、よろしければ Verdi で少しかわったジャルフレッジをお楽しみくださいませ。

行かなくてよかった

2019年7月9日 

今日は造形芸大店の定休日だったので、私も一応お休みということで、昨夜はウインブルドンのテニスを見ようと、23:50分にNHKをつけたのだが、錦織選手の前に行われていた試合が大幅に伸びて、結局次の試合が始まったのは1時ちょっと前。

なんだかんだで最後まで試合を見て、中継が終わったらもう3時半を回っていた。

そんなわけで、今朝はウォーキングをサボってしまった。

で、8時半ごろから洗濯などを始めて、一つ用事を済ませたら下鴨店へ。

カウンターに立つわけではなく、裏の事務スペースでデスクワーク。

お昼には、久しぶりに焙煎担当の森本と一緒に近所のお好み焼き屋さん「ここ家」さんでランチをとってみた。

そうざい定食

そして、今日は巨人戦だというのに甲子園では当日券があるということだったので、仕事が早めに終わったら甲子園へ行こうかと思ったのだが、私がパソコンの電源を切ったのは16:30を回ってからだったので、甲子園は断念。

ちょっと残念と思いながらテレビ中継を見ていたのだが、ある意味今日は甲子園へ行かなくて良かったのかもしれない。

今月は後半に見に行く予定なので、私の観戦連勝記録が延びますように。

まぁ、そんなわけで、なんだかんだで事務作業とテレビスポーツ観戦で終わった休日であった。

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