自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2020年08月

頑張れ伊佐山部長!?

2020年8月7日 

暦の上ではもう秋!

全くそんな気がしない・・・

何というか、まずは葵祭の巡行が中止になった時点で初夏のイメージを感じられず、祇園祭の巡行が中止になった時点で、なんとなく夏になったという気分になれず、御手洗祭りが見送られた時点で、季節感をどこかにやってしまったのかもしれない。

まぁ、今年は梅雨が長かったということもあるかもしれないけど、なんだか春があったのか、夏になったのか、京都と言う地にいてここまで四季の移ろいを感じられなかったことはなかったように思う。

朝から、もわ~っとしていました。

さて、私は池井戸潤さんの作品は、ほとんど読んでいるので、半沢直樹の新シリーズを毎週日曜日の楽しみにして見ているのだが、テレビ版は原作にはもう登場しない大和田元常務や黒崎検査官が出ていたり、それでも原作の重要ポイントは抑えつつ、よりドラマティックな演出で楽しませてくれている。

それにしても、ここまで歌舞伎役者で主要人物を揃えるドラマってあまりないだろう。

そんな中、今作品で圧倒的な存在感を示しているのが伊佐山部長役の市川猿之助さん。

ヴェルディでは、直接猿之助さんと味調整をして、四代目 猿之助さんプロデュースの『猿之助ブレンド』を販売しているのだが、5袋ボックスは透明のプラケースに入れていた。

しかし、私も大好きな半沢直樹ご出演記念として(実はそういうことではなかったのだが、まぁ、こじつけで)猿之助ブレンド5袋入りボックスをオリジナルデザイン販売開始!

デザインは、杉原邦生さん

贈り物にはもちろん、日曜の夕食後珈琲として、半沢直樹を見ながら猿之助さんがお好きな珈琲の味を楽しむのも良いかと。

そんなわけで、頑張れ伊佐山部長!半沢直樹に負けるな!

と、言ったところで、恐らく再来週には完膚なきまでにやられちゃうはずだけど・・・

ヴェルディ店舗と通販で販売中、どうぞご利用くださいませ。

話は変わって、毎週金曜日は配達回りの日。

なんか、途中からずっとこの人に先導されていたのだけど、まぁ、後ろを走っている分には逆に安全とは言え、なんだかちょっと嫌だった。

酸っぱさと酸味

2020年8月6日 

今日も体温より高い気温だったが、朝の鴨川沿いはちょっとだけ涼しさも感じられた。

晴れてはいるが、何となくもやがかかっている朝であった。

嫌になるほど暑い昼だったが、日が沈んで夜になり鴨川沿いに出たら、アスファルトの上と比べると、若干涼しい風が吹いていた。

先週までは川の水も多く流れも激しかったので、川面の光も荒れていたが、水の流れも落ち着いてなんだかきれいだった。

さて、芸大店ではテイクアウト珈琲をいつも3種類ご用意しているのだが、味の説明に「酸味」という言葉を入れると途端に売れなくなってしまう。

業界内では、苦みはネガティブな味で、酸味はポジティブな味と思われているが、実は一般のお客様の多くは酸っぱい味が嫌いなのではないかと思うことがしばしば。

店に立っていると、珈琲豆をお求めになったお客様から「すっぱくない珈琲をください」と言われることが多い。

そんなとき「酸味と酸っぱさは違います」とおこたえしているのだが、その違いがなかなかご理解頂けない。

でも、そんなお客様に、あえてヴェルディの中で一番酸味の強い珈琲をお召し上がりいただくと、「全然すっぱくない」と言われ、そこで初めて酸っぱさと酸味の違いをご理解いただけることになる。

実は、先日ヴェルディで開催したカッピング会の折に使ったサンプルの残りをカッピングの方法とは違い、ハンドドリップで抽出して飲んでみた。

たしかに全てエチオピア産の豆だが、すべて異なるキャラクターで風味特性の違いを感じられるのだが、共通しているのは全部とてつもなく酸っぱくて飲むに堪えないということであった。

カッピングのときは、飲むわけではないので風味特性だけを純粋に比べられるのだが、ドリップとなると正直全く美味しさを感じられなかった。

要するに、カッピングでしか味を評価できない人が、カッピングに使うのと同じ焙煎度合いの豆を販売した場合、購入したお客様が最も汎用性の高いドリップで抽出したら、酸っぱくて飲めない液体と化してしまうということであろう。

カッピングとは、その豆のポテンシャルを見る行為であって、販売段階においてはその焙煎度合いが正解とは限らない。

しかし、そのあたりを理解せずに超極浅煎りで販売してしまわれるので、「酸っぱいコーヒーはいや」とお客様に言わせてしまう。

同時に、未熟な焙煎の酸っぱさをコーヒーの酸味と思ってしまう人が増えてしまうという図式になる。

でも、煎りが浅いほど水分が飛ばないため体積当たりの重量は重くなる。

それはすなわち、浅煎りほど利益率が高くなるということなので、利益率を落としても美味しい珈琲を提供しようという焙煎士が増えない限りこの問題は解決しない。

難しいですねぇ・・・

トシはとりたくないもの・・・かも

2020年8月5日 

昨夜も日課の朝3キロと夜の7キロ、合計10キロウォーキングをしたのだが、どうもひざ下が重いと言うか、穏やかにしびれていると言うか、どうやら足を酷使しすぎていたのかもしれない。

考えてみたら、朝夕のウォーキングのみならず、毎日朝の8時から夕方の6時まで、途中少しデスクワークをする時間はあるものの、ほぼ立ち仕事をしているのだから、このトシにしては負担が大きすぎたのかも。

なので、今日は朝夕ともウォーキングを休むことにした。

トシはとりたくないなぁ・・・

けど、一日足を休ませたら、かなり改善されたので、明日はまた歩けそう。

まだまだ私は若い!と思っておくことにしよう。

だが、最近トシだと感じるのはそれだけではなくて・・・

遠くはよく見えるのだが、このところ読書をするとき文庫本の文字がよく読めなくなってきたので、ついに眼鏡を作ってしまった。

これは、1日読書を休んだからと言って目が回復するわけではない。

やはり、トシだなぁ・・・

話は変わって、コロナのせいで、営業中はマスクをしなくてはならない。

でも、店での接客は、声を出さなくてはならない上、歩き回ったり温度の高い焙煎機の横や厨房に入るため、マスクをしていると息苦しくなる。

なので、息苦しくないという謳い文句のマスクを購入してみた。

でも、息苦しくないということは、それだけメッシュが荒いということで、つまりはそれで飛沫感染が抑えられるのかというと、問題があるような気がする。

と言うか、そもそも市販のマスクでは、ウイルス通しちゃうのにさらに荒いメッシュだと意味をなさないはず。

まぁ、そんなものなのでしょう。

暑いですねぇ

2020年8月2日 

梅雨が明けたと思ったら、いきなり猛暑が襲ってくる感じ。

今朝も全然涼しくなかった。

鴨川沿いを歩いていると、たまに芸術的に積み上げられた石を見ることがある。

今朝、出町柳あたりに差し掛かった時、ちょうど石を積み上げようとしている人を発見。

この人は、超絶技巧で芸術的な石の積み上げをできる人かどうかわからないが、とりあえず明日の朝残っていることを期待して、明日も歩くことにしよう。

さて、京都芸大では、週末にスクーリングというのがあって、昨年度までは多くの方が来られていたのだが、今年はコロナのこともあり、ここまで学校での対面形式の講座は開かれてこなかった。

それが、やっと今週末は開講されたこともあり、久しぶりに以前の週末に近いお客様がお越しいただけたのだが、5か月もピークに対応していなかったので、ちょっと体がなまっている感は否めなかった。

でも、久しぶりにホールを走り回り、やはりお店は忙しい方が活気があって良いなぁと実感。

早くコロナの閉塞感が過去の話になりますように。

そんなコロナの流行の中、私は朝3キロ、夜7キロで合計1日10キロウォーキングをすることをノルマにしているのだが、前を通るたびに買おうか買うまいか悩んでいる自動販売機がある。

木屋町の四条と三条の間あたりにある、出汁の自販機。

歩いていると、微妙に疲れてきて、お腹もすいてきて、ちょうどこの自販機の前を通るころには、戻ったら、この出汁でつるっと蕎麦でも食べたいあぁと思ってしまう。

もし、誰か買ったことのある方いらっしゃったら、どんなものか教えて頂きたかったり。

と書いたら、お前が買って教えろ!と言われそう。

そのうち。

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