今日は、次女と末娘のバレエ発表会。
チャイコフスキーの「眠れる森の美女」全幕公演で、例年は北野天満宮近くにある「子供文化会館」で開催されていたが、昨年閉館となってしまったので、今年はロームシアターに場所を移して開催されるはずだった。
が、緊急事態宣言延長に伴い、民間の会館なら入場者を半分にして開催できるところ、市営の劇場なので緊急事態宣言中は閉館となってしまった。
しかし、この日を目指して多くの子供たちが練習に励んできたこともあり、なんとか中止ではなく無観客開催ということでできることになり、ネット配信での観覧を基本にバックステージのお手伝いをするスタッフは生で見られるという形での公演となった。
うちの末娘は、ローズ姫(本来は若きオーロラのことだが、子供の公演なのでオーロラとローズを分けて配役)役、オーロラ、ローズ、リラの精の親は、バックステージのお手伝いをするのが慣例となっているため、昨日のリハーサルから今日一日、私とカミさんは劇場に入っていろいろとお手伝いをしつつ、上演中は生で見ることができた。
リハーサルのときにパチリ。
娘の演技、リハーサルのときは綺麗に決まっていたところが、本番では緊張のせいかリハの方が良かったと思える部分もあったが、コロナに振り回されて例年のようなわけにはいかない中、全体を見ると非常に良い発表会だったと思う。
こんな時期ではあったが、いろいろと難しい中頑張った子供たちの頑張りを称えたい、そして、ご指導くださった先生方、こまごまとした用事をテキパキとこなして行ったスタッフの方々、舞台を作り上げる裏方さん、子供の発表会とは言え、本当に多くの人の尽力によって成り立っているということが、スタッフとして入るとよくわかる。
そんな今日のステージ、今回ローズを演じた末娘にとっては、この全幕発表会でソロを踊るのはこれが最後になる。
そして、幼稚園からバレエを続けてきた次女にとっては、就職に伴い今回の王妃役がこのバレエ教室のステージに立つ最後の公演となる。
見てほしい人たちに生で見て頂くことができず、残念な思いもあるが、今日は感慨深いラストステージであった。
来年は、満席の劇場で娘の後輩たちが晴れやかに踊る姿を見たいと切に願う。
本当なら、今日は「知らなくていい珈琲の話」のはずでしたが。本日は各時間がなかったため来週より再開いたします。
どうぞご了承くださいませ。