自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2022年04月

3年後

2022年4月4日 

今朝は手袋を忘れて出たのだが、素手でも全然大丈夫だった。

昨日の雨で、ちょっと桜の色もぼけてきた感じは否めないが、まだまだ綺麗。

そんな今日は、京都芸術大学の入学式。

午後1時から式典だったのだが、その3~40分前あたりから、スーツ姿の若い男女が大勢集まってきた。

皆恐らく新鮮な気持ちで大階段を上ったことだと思う。

かく言う私の娘も、先日入社式を終え、入社後の研修では「3年後の自分」について考えるよう言われたとのこと。

彼女は「3年後って、どうなっているんだろう?」と言っていたが、私は自分の3年後について、けっこう明確なビジョンがある。

が、私の明確なビジョンとは、そのまんまヴェルディのビジョンでもあるから難しい。

何が難しいって、自分一人で何とか出来るのであれば、恐らく目標達成は可能なのだと思うが、会社としての目標となれば、自分一人でできる範囲を超えてくるので、そうなったら社員皆の力が結実しないと実現できないから難しいわけである。

この前の土曜日、私が3年以内に実現したいことに向けて、その第一歩として通信販売を一つの店舗として成立させるためのミーティングをした。

社員2人と私とコンサルタントの方で閉店後から22時過ぎまで打ち合わせが続いた。

終了後に私とコンサルタントの方二人で話していたとき「店長に必要な資質って、与えられたタスクについて、出来ない理由を列挙する人ではなく、やろうとしていることの本質を見据えて、実現するための方策を考えるタイプの人なんですよね。」と、何気なく言われた。

芸大店の店長は、まさに後者のタイプで、うるさいほどいろいろと細かいことまで言ってくるし、ちょこまかと動きながら、陳列やら告知のボードやら、何かと工夫して変えてくる。

そんな姿を見ていると「ミスったら全部私が尻ぬぐいするから、やりたいようにやれ」と言いたくなる。

パティシエールの松尾は、私が出した数字目標や彼女に課したタスクについて、表向きは「え~っ」みたいな態度をとるものの、物理的に不可能でない限り、気が付いたらしっかりと私の要求に応えている。

経営者って、社員を「信用(信じて用いる)」はしても「信頼(信じて頼る)」してはいけない。ということを聞いた覚えがある。

しかし、スイーツ作りにおけるスキルのない私は、味についてやスパイスの使い方についての口出しはするものの、実際の製造においては彼女の技術に頼るしかないし、彼女の実力と仕事に対する姿勢には全幅の信頼を持てると確信しているので、あえて信じて頼ってしまっている。

そんな中、今後は通販店の店長として、下鴨店の伊藤を任命した。

まさに、私のビジョンを実現するための最重要項目とも言える、今回の通販部門を任せるということは、自分の命をかけて任せるようなもの。

芸大店の運営においては、山下を信じて用い、スイーツの製造においては松尾を信じて頼り、通販の再構築においては、伊藤を信じて任せることになる。

コロナで最も大きなダメージを受けている芸大店、これから伸ばして行きたい通販店、私としてはこの18年の中でも最も本気で、極論命がけで取り組まなくてはならない芸大店と通販店。

3年後、私のビジョンが実現するためには、私の想いと社員の働きがしっかりと共鳴して進まなくては難しい。

でも、難しいからと言って、できなかったときの理由を語るのではなく、実現するためには何をすべきかを考え、しっかりとそれを実行していかねばならないと思いつつ、ところでうちの娘の3年後のビジョンってどんななのだろう?

と、ちょっと入社後研修での発表を聞いてみたい父親であった。

「珈琲夜話の会」開催します。

2022年4月3日 

夜中に雨が降ったようで、朝は地面が濡れていた。

出町の枝垂れ桜の下の階段に、なぜかこんなのが並んでいた。

誰が何のために?

出勤のころにはやんでいた雨も、お昼前から降り出して、結局何となくはっきりしない空模様の一日だった。

さて、2月に開催した「珈琲夜話の会」第二回目を4月29日(金・祝)に開催することが決まった。

前回も、かなりマニアックな内容だったが、今回もビギナーだと何のこっちゃ分からない内容かもしれないが、あまり知られていない珈琲業界の話や、知っているようで実はよく知られていない、或いは、よく使われている言葉なのに、実はその詳細を知る人は少ない、といった内容でお話しできればと思う。

祝日の夜、ブラジル産の珈琲を飲み比べながら、私のお話にお付き合い下さる奇特な方がいらっしゃったら、どうぞご予約下さいませ。

第二回 珈琲夜話の会

テーマ:世界最大のコーヒー生産国 ブラジルについて

日時:2022年4月29日(金) 18:00~1時間半くらい(盛り上がったらもうちょっと)

参加費:1,000円(飲み比べの珈琲付き)

募集人数:最大20名

フィナンシェ第三弾

2022年4月2日 

NEW!が続々登場のヴェルディの自家製スイーツのフィナンシェ。

丹波大納言小豆に続き、抹茶フィナンシェを販売開始いたしましたが、販売開始のお知らせをまだ出来ていませんでした。

ということで、3月中旬より販売開始致しました抹茶フィナンシェ!

京都の老舗、一保堂さんのお抹茶を使用させて頂いております。

贅沢に2種類の抹茶を使用。

生地に抹茶を練り込み、焼きあげた後さらに表面にも仕上げの抹茶をまぶし、濃厚で上品な香りと味わいになるよう仕上げました。しっかりお抹茶を味わっていただけるTHE抹茶フィナンシェとなっております。

こだわりの抹茶フィナンシェ。是非一度お召し上がり頂きたい一品です♪

ちなみにこの抹茶フィナンシェと合うおすすめ珈琲。私のおすすめは東ティモールです♪

よく合うので是非お試しくださいませ!

フィナンシェが3種類に増えました。

フィナンシェは全種類、通販でも購入して頂けます♪

京都の春、京都の味を京都のヴェルディの珈琲とともにお楽しみ頂けると幸いです♪

哲学の道の桜もそろそろ満開♪見頃です。

明日も皆様のお越しをお待ちしております♪

値上がりの春

2022年4月1日 

今日は風が強かったので、気温以上に寒く感じる一日だった。

先週から、鴨川沿いの出町より南の西側は路面補修のため通行禁止になっている。

そこで、今までなら川沿いを歩いていたのだが、川沿いの遊歩道ではなく芝(ほとんど雑草だけど)のある遊歩道の西側を歩くことになる。

そうすると、今までは右手に桜が咲いていたのに、桜の木々の間や、左側に桜を見ながら歩くことになる。

これまで数年間、朝のウォーキング時には見なかった風景を見ながら歩く。

視点が変わると、見え方も変わってくる。

こちらサイドから見る桜もきれいだなぁ、と思ったり。

通行止めのおかげで、今まで見ていなかったアングルで花見をしながら歩けて、なかなか楽しい。

コロナ前は、鴨川沿いにブルーシートが敷き詰められていて、せっかく綺麗な桜がブルーシートのおかげで台無しだったが、コロナのおかげ(と言ったら語弊があるけど)で、ブルーシートの人工的な色を目に入れることなく桜を見られて楽しいウォーキング。

で、自宅に戻ってシャワーをして、朝のニュースを見ていたら、輸入品の値上がりや原油価格の高騰に加え円安ということもあって、この春は値上げの春になるとアナウンサーが言っている。

私も日々実感しており、毎日のように業者さんが「来月からこれでお願いします」と、値上がりした見積書を持ってくる。

2月に珈琲豆の価格を改定したが、原材料はもちろんのこと、洗剤やペーパータオル、包装材料など全てのものが値上がりしているので、再度売価を見直さなくてはならなくなる可能性は高いと思う。

で、そのニュース。

スーパーで買い物する人が、安いものを求めてネットなどで調べて購入しているといったことや、可能な限り切り詰めて節約している、といったことを取り上げ、「購入するものの選択や節約で値上がりの春を凌いでいます」と言っていた。

でも、ちょっと待ってほしい。

「値上がりの春」というけど、じゃぁ夏になったら突然全てのものが値下がりするのか?

今から急激な円高になって輸入品が安くなるというのであればまだしも、世界的に見てもインフレ傾向な中、日本だけが春を過ぎたらデフレになるはずなどありはしないわけで、「春を凌ぐ」という表現はどうなのか?と思ってしまった。

「凌ぐ」というよりは、日本もインフレを受け入れて、他の先進国同様、物価の上昇を是としないと逆に国際競争力を失って、さらなる円安につながり、下手するとハイパーインフレすら見えてくる。

バブル崩壊以降、デフレ傾向で今に至ったが、本来は穏やかなインフレ傾向でないと経済成長はあり得ないわけで、物価の上昇に伴って、特に大企業には人件費も上昇させてもらうことにより、値上がりしても節約ではなく消費できる社会にしなくてはならない。

中小零細企業は社員の給料を上げたくても、それだけ売り上げが伴わないと上げられないので、皆が皆節約されたら物価だけ上がって給料を上げられず、困ってしまうわけである。

大企業と中小企業では、賃上げにもタイムラグが生じるわけなので、ともかく本当に大企業は賃上げをしてインフレでも消費が落ち込まないようにしてもらい、それによって売り上げを上昇させて中小も賃上げができるようにしないと、日本の中小零細企業は壊滅的な状況に陥ってしまうわけである。

特に、コロナの無利息融資を受けて繋いできた中小は、来年あたりから返済が始まるので、もう待ったなし状態。

といったことを本来ニュースでは述べるべきではないかなぁ・・・・

なんか、NHKも民放のバラエティーだか報道だか分からない表面的なワイドショー的観点で物価上昇を捉えているように見えてしまった。

と、思いながら「節約で値上がりの春を凌ぐ」というアナウンサーの言葉を聞いていた朝であった。

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