ケニア最終日は、お昼過ぎに空港へ行かねばならなかったので、午前中はナイロビ市内のスペシャルティコーヒーショップへ。
一軒目は、ナイロビの富裕層に人気と言うコネクトコーヒー。
こちらのお店に入る前に、鉄製のゲートがあり、警備員に開けてもらわないと敷地内に入れないという厳重な警備体制。
左手の垂れ幕を見たら、この店で使っている珈琲豆は、全てカッピングスコア85点以上の高級豆とのことで、どんなものかと期待したのだが・・・
店の奥には、台湾製の大型焙煎機が鎮座している。
その横に積まれた豆の袋を見たが、恐らくハイコモディティクラスではないかと思えた。
広々とした店内は、もはやアフリカと言うより、アメリカにありそうな雰囲気。
メインはエスプレッソマシンで抽出するコーヒーのようだが、ハンドドリップでも注文出来、抽出器具のハリオやカリタ、プレスなど選べるようになっている。
ハリオで抽出しているところを横目で見ながら。
真空二層式のグラスで提供される。
コーヒーの種類は1つだけで、エスプレッソもドリップもアイスも同じ豆の様子。
外の看板を見ていたら、プロデュースは韓国企業がしている様子だった。
クオリティとしては、本当にハイコモディティと言った感じだが、恐らくナイロビのおしゃれスポットなのだろう。
次々と地元の客が来店しており、満席になってきたので店を後にした。
続いては、大型ショッピングセンター内にある「スプリングバレーコーヒー」
こちらは、ストレートだけで数種類用意されており、最初は2店舗から始めて、ここ数年で8店舗まで増やしたとのこと。
日本でも見かけそうな今どきの珈琲店という感じ。
このチェーンの社長が来てくださって、こちらの豆をいろいろと試させてもらえることになった。
テーブルの上を見たら、クリスマスのキャンペーンポップ。
まぁ、11月だし、クリスマス商戦はスタートしているのだけど、客も店員もTシャツ姿でクリスマスと言われても、なんだか実感わかないなぁ・・・
そうこうしている間に、この店のバリスタと呼ばれている人が、5種類の豆を抽出して下さった。
そして、なんとこの人は、ケニアのエアロプレスチャンピオンだとか。
プレスの抽出の競技大会とかあるんだ!?
今回淹れて頂いた中では、こちらの豆が美味しかった。
こちらのお店は、豆の選択にもこだわりがあり、スペシャルティと言って良いかどうかは別として、しっかりとコーヒーに向き合っているお店と言う印象が強い。
ただ、やはり産地だと本当に良い豆は、なかなか国内で流通しないと言うこともあり、昨日カッピングしたもののレベルに達しているかと言われると、ちょっと難しいかもしれない。
コーヒーにおける生産国の自国展開は、なかなかハードルが高いかもしれない。
運んでくれていた人の背中を見たら・・・
このTシャツ、なかなかいいかも。
思わず、コーヒーについて聞きたくなる笑顔でした。
このお店、なかなか勉強になった。
そして、このお店のすぐ外にある別のお店は・・・
パッと見、100均っぽい雰囲気だけど・・・
ダイソウをパクッて、ミニソウにしているのかとも思ったが、メイソウって?
外国に来ると、いろいろと面白い。