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カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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エチオピア旅行記その4

2019年12月6日 

アラカの農園を後に、次はビシャフグへ。

こちらでは、すでに赤くなったチェリーも多く、今朝収穫されたものがナチュラル精製の工程に入りアフリカンベッドでピッキングされていた。

一面に広がる赤いカーペットのようなアフリカンベッド

恐らく中学生くらいと思われる女の子も朝からピッキングをしている。

エチオピアでは、年内はウォッシュドしか輸出できず、ナチュラルが出荷されるのは年が明けてからになるそうだが、METADの水洗加工場は現在補修の真っただ中。

なので、残念ながら水洗式のプロセスを実際に見ることはできなかった。

写真上の機会でチェリーの果肉がはぎとられ、ミューシレージと言われる粘膜層に覆われた種子が出てくる。

通常はミューシレージをこの水槽で発酵させるのだが、こちらの加工場では発酵のプロセスを短縮してパーチメントと言われる少し硬質の内皮までもっていく。

この層でミューシレージを取り除いていき、そのあとはアフリカンベッドで乾燥工程に入る。

標高が高いので、気温は日本の真夏ほど高くないのだが、赤道に近いため紫外線の強さを感じる。

その日の天気や気温によって、直射日光を避けるシェードをかけて乾かすとのことで、非常に丁寧に乾燥される。

 

水洗加工場を見たら、ハンベラの農園へ。

例年だと、すでに収穫が始まっているはずなのだが、今年は全体に遅れていて、このような緑のチェリーが目立つ。

そんなわけで、こちらの農園でもまだアフリカンベッドの製作中。

すでに大半は完成しているのだが・・・

まだ完成していないエリアを皆が頑張って作っていた。

エチオピアは、11月~1月が収穫期なので、本来ならもうガンガン水洗式の精製が進んでいるはずなのだが、今年は本当に遅れているそうで、収穫しているところや一面真っ赤なチェリーがなっている木々を見ることはできなかった。

ただ、精製の機械や環境に配慮するいろいろなことを見せてもらい、METAD社という農園であり、精製所であり、エクスポーターでもある会社の姿勢を見られて、エチオピアの中でも新たな潮流ができつつあるということを目の当たりにできたことは大きな収穫であった。

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