早いもので今日から7月。もう夏ですねぇ・・・
今朝は、清々しい晴れ!と言いたいところだが、けっこう蒸し暑い朝であった。
そんな今日は、本店の人手が足りないということで朝から下鴨へ。
最近ちょくちょく下鴨のカウンターに立っているものの、日曜日の本店は久しぶりだったので、多くの常連さんとお目にかかれて嬉しかったり。
今月は、月半ばを中心に、けっこう本店に勤務することになっているので、また多くのお客様とお目にかかれたらと思う。
さて、昨夜のこと。
娘が「水無月食べなかった」と。
これまでも、わが家では水無月を食べる習慣があったわけではないが、そう言われたら食べさせなくては・・・
という気になるもので、本店への出勤前に出町のふたばさんへ寄ってみた。
さすがに日曜とは言え朝の8時から行列ができているわけでもなく、スムーズに買えた。
水無月
豆餅
まぁ、せっかく並んでいないふたばさんに来たのだから、やはり水無月だけとはいかず、豆餅も買ってしまった。
世の中、この何十年かの間に、ずいぶんと多くのスイーツが一つの時代を作り、そして消えていった。
いっときのブームになるものは数あれど、時代に関係なく、世代に関係なく多くの人から支持され続けるということは、本当にすごいことだと思う。
ある意味「新しさ」はないが、シンプルでベーシックなものを極めるということこそ息長く人気を保つ秘訣なのであろう。
Verdi の珈琲は、いっときのブームになるような、今の時代に人気が出るようなもの(こと)を追い求めず、時代や世代に関係なく、ベーシックで飽きの来ない味を極めることが一番の仕事だと思っている。
先日はサービスやお客様に対する向き合い方という点で、麺蔵さんのご主人に感服したが、ふたばさんには長く支持されるビジネスの根本というものをいつも見せつけられているように思う。
何年も何年も行列が絶えない店から学ぶものは大きいなぁと思う今日この頃である。