自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

本日より

2021年7月15日 

今朝はわりと涼しかった。

昼間に、ちょっと打ち合わせで外に出たのだが、訪問先の会社近所のコインパーキングから、相手のオフィスまでほんの数分歩いただけで汗ばむほど。

もう真夏だなぁ、と思いながら店に戻ったら、こんどは土砂降りの雨・・・

猫の目のように変わる空模様の一日、いや、このところ毎日、だった。

さて、今日から東急ハンズ京都店の3階で、京都の人気フリーペーパー、ハンケイ500mと東急ハンズ京都店のコラボ企画「&ハンケイ」のポップアップストアにヴェルディも参加させて頂き、8月15日までの1か月間、東急ハンズでもヴェルディの珈琲豆をお求めいただけます。

こちらでは、ドリップバッグ2種と定番のヴェルディブレンドに加え、ここでしか買えない限定ブレンド2種類も販売中。

そして、ヴェルディのお店でも、ハンケイ500mの表紙を飾ったイラストのハガキセットや伊勢木綿の手ぬぐいをお求めいただけます。

今年は2年ぶりに山鉾が並ぶ四条通。

四条あたりへ出かけたら、ぜひ東急ハンズ京都店にもお立ち寄りくださいませ。

こちらは、ヴェルディの月刊情報紙の最新号。

下鴨、芸大の両店に加え、東急ハンズでも配布しております。

今回は、ゲイシャの記事やお店情報に加え、私のコラムではブレンドとストレート豆について書いています。

こちらも、ぜひお持ち帰りいただきご笑覧くださいませ。

助っ人

2021年7月13日 

雨は降っていなくても、鴨川沿いはいたるところに水たまり。

帰宅して何気なく玄関で靴をぬいだのだが、出勤時に見たらけっこう玄関に砂が散乱していた。

雨上がりのウォーキング後は、自宅へ戻る前に靴の底についたドロを落とさねばですねぇ。

歩きながら、ふと横を見たら葉っぱが切り絵のようになっていた。

これを見た後、歩きながら考えたのだが、どうして虫は葉っぱの端っこから食べずに、エッジ部分を残すのだろうか?

また、こんなにきれいに節というか少し硬くなっている部分を残す必要があるのだろうか?

きっと、これを食べた虫は、極柔らかい部分しか食べられないのだろう・・・等々

まぁ、ウォーキング中は資料を広げて考えるようなことはできないので、こういう他愛のないことに頭を巡らせてしまうものかも。

さて、今日は火曜日で、芸大店は通常だと定休日だったが、今月から営業形態変更に伴い、一時的に定休日を排して営業中。

やはり、普段お休みの日なので、若干お客様は少な目なのだが、先週の経験から、京都芸大の公開講座「京都学」が終わった後はほとんどノーゲストの状態から一気に満席になることが分かった。

その瞬間は、キッチンのスタッフに手伝ってもらっても、いかに私が頑張っても物理的に2人では回らない。

そこで、久しぶりにカミさんにコーヒーの抽出要員としてカウンターの中に入ってもらった。

先週とはオーダーの傾向が違ったものの、おかげでなんとか無事に瞬間最大風速のひとときを無事乗り切れた。

ピークがひと段落した時、芸大の理事長がコーヒーのテイクアウトをしにご来店くださって、カウンターの中にいるカミさんを見て「おや、珍しい人が」

事情を説明したら「すごい助っ人ですね」と。

何が「すごい」のかよくわからないが、そう思って見ると、私がたまに本店のカウンターに入ってコーヒーを淹れていたら、昔からの常連さんに「おや、珍しい」と言われることがしばしば。

本店では、私も「助っ人」扱いになってしまうのかもしれない。

そんな一日が終わり、店頭に出していたカレーリーフを仕舞おうとしたら、かわいい葉っぱが出てきていた。

朝は、こんな葉っぱの形までしていなかったはずなのに、一日でこんなになるんだなぁ・・・・と。

葉っぱに始まり、葉っぱに終わった一日だった。

トラジャとゲイシャ

2021年7月12日 

川沿いを歩いていると、ほんの一瞬、冷房でもかかっているのではないかと思うほど涼しい場所があったりする。

でも、このところは基本的に朝から蒸し暑い。

暑いのが苦手な私としては嫌だなぁ・・・

さて、昨日からトラジャを今日からはゲイシャを販売開始しましたが、おかげさまで両方とも多くのお客様にお求め頂き、焙煎したものがすぐになくなってしまう状態。

基本的に、限定のスペシャルコーヒーは芸大店にある5キロ釜で私が焙煎しており、今朝もゲイシャを5キロ焙煎したものの、お昼過ぎに通販のご注文を見たら、すでに今日焙煎した豆の量では足りなくなってしまっており、午後からもう一度釜を動かすことに。

トラジャの方は、ゲイシャ以上に動きが大きくて、こちらも追加で焙煎して通販を発送している下鴨へ持って行きました。

本当に有難いことで、全く個性の違う2種類を両方ともお求めくださるというご注文も多く、これは皆さまがいろいろな豆の個性を楽しみたいとお求め下さっているということだろうと思います。

そんなご期待に応えられるよう、これからも良い豆を仕入れて、その豆の特徴をしっかり出せるよう焙煎していかねば、と思います。

で、これまでの限定コーヒー、特にゲイシャなど高価な豆は1袋(箱入りの場合は1ケース)を仕入れて売切れたら終了という形をとってきましたが、今回のゲイシャは下鴨本店18周年記念セールということで、4箱ほど仕入れたので、今までだと早く注文しないと売り切れると思っていた方も、ぜひゆっくりと必要な量だけご注文頂ければと思います。

ただ、トラジャの方は1袋で終了予定。

こちらも、2日間でほぼ半分がなくなったので、トラジャをご希望の方は少しお急ぎ頂いた方が良いかもしれません。

ちなみに、トラジャの次はグァテマラのナチュラルを予定しております。

グァテマラは、レギュラー商品として扱っているウォッシュドを作っている「アルト デ メディナ農園」が試験的に作り始めたナチュラル。

先日、輸入元の会社が開催したカッピング会へ行って、とても高いポテンシャルを感じたので仕入れてみました。

こちらもぜひご期待くださいませ。

知らなくてもいい珈琲の話-その23【ゲシャヴィレッジ】

2021年7月11日 

知らなくてもいい珈琲の話、本来なら今回はハイブリッド種について書くはずでした。

しかし、明日より下鴨本店18周年記念のプレセールとして「エチオピア・ゲシャヴィレッジ・ゲイシャウォッシュド」を18周年にちなんで通常価格より18%OFFで販売するので、そのゲシャヴィレッジについて書こうかと思います。

まず、ゲイシャ種は、「ゲシャヴィレッジ」で発見されたことから、地名が品種の名称になったことは多くの方がご存知でしょう。

発見されたのは80年以上前ですが、非常に生産性が悪く、コスタリカにある農業研究センターで細々と研究されている程度でした。

しかし、2004年にパナマのエスメラルダ農園のゲイシャがベスト・オブ・パナマのコンテストで絶賛され、当時のオークション落札金額の史上最高額をたたき出し、一躍有名になり、スペシャルティコーヒー業界では「ゲイシャ前・ゲイシャ後」と言われるほど、世の中のコーヒー全体に与えた影響は計り知れません。

ちなみに、2017年のパナマにおけるゲイシャの最高落札額は601$/lb(15万円/1kg)が記録されています。

エチオピアでは、ゲイシャ種の多くがナチュラル精選(チェリーを果肉がついたまま天日乾燥する方法)されていますが、今回は、少量だけ作られている、よりクリアで繊細な香りのウォッシュド(水洗により果肉を除去する方法)の逸品をご用意しました。

ヴェルディは初めてゲイシャ種を販売したのは、今からもう10年以上前で、その当時は「芸者と何か関係あるの?」とよく聞かれました。

そんなゲシャヴィレッジは、どのようなところにあるかと言うと、エチオピアの中西部に位置する旧イルバボール州(1995年に民族ごとの州編成に伴い東西が分かれた)現オロミア州の険しい山奥にあります。

私がエチオピアへ行った折も、途中の道路コンディションションが非常に悪く、四輪駆動車でもタイヤが泥に埋もれて、周りの住民たちが総出で車を押して進むということがありました。

しかし、ゲシャヴィレッジへはそんなレベルではなく、農園からトラクターに出動してもらい、四駆車の推進力にプラスでトラクターのけん引がないと進めないというほどの悪路の奥にあります。

ゲシャヴィレッジ農園のあるゴリゲシャの森は、概ね標高が1900m以上の高さにあるため、常態的に霧が発生しており、 Misty Valley とも言われています。

そんなゲシャヴィレッジ農園は、8つの区画に分かれており、区画ごとに日照や風通し、シェードツリーとなる木の茂り具合などが違うため、各々の区画ごとに異なる品種が植えられています。

ゲシャヴィレッジ農園で栽培されている品種は以下の3つ。

● Gori Gesha

ゴリゲシャの森にちなんで名前が付けられたゲイシャ種。

耐病性、収穫時の生産性、熟度などのバランスが良い(と言っても、他品種より生産性は悪い)のエチオピアにおけるゲイシャのスタンダード。

● Gesha 1931

ゴリゲシャより糖度が5%ほど高めながら、成長のスピードや熟す速度など収穫時の生産性は悪く、より高値がつくものの生産量は少ないゲイシャ種

● Illbabor Forest

JIMAの農業調査局がイルバボールの森で発見した品種(74110 と 74112)の中でも耐病性に優れた株を掛け合わせて作った品種。

もともとは、原生種だったが交配により糖度が増し、素晴らしい風味を持つ品種となった。

2020年にヴェルディで販売したところ、30キロが1週間持たずに売り切れるほど、いまだに「イルバボール、もう入らないの?」と聞かれる伝説的美味しさの珈琲。

今回の豆は、ゲシャヴィレッジの中でも北部に位置するShaya 区画で作られている Gori Gesya のウォッシュドを仕入れました。

Shaya 区画の名前は、ゲシャの伝統部族メアニット族の酋長の名前からとられています。

標高は1926~2011mと非常に高く、北に向かって傾斜した山の斜面で作られています。

そのため高いシェードツリーは少なく、刻々と角度が変わる日光を浴びてスピーディーに熟度が増していったチェリーをウォッシュドで精選しています。

エチオピアにおいて、ここまで細かく栽培地域が分かっているものは非常に稀です。

ぜひこの機会に本家本元のゲイシャをお楽しみくださいませ。

※ 今回の画像・資料は、Zephyr Japan CEO 橋本様から頂いたものを使わせて頂いています。

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