自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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音楽レビュー

落ち葉掃き

2025年12月12日 

昨日は少し寒さも和らいだと思ったら、今朝はまた厳しい寒さ。

街路樹の落葉もぼちぼちピーク。

朝、店頭の落ち葉を掃く時間と通勤通学の時間が重なることもあり、私が葉っぱを竹ぼうきで集めているとき、自転車に乗った学生さんや、幼稚園へ子供を送るお母さんがひっきりなしに横を通る。

そんなとき、歩道を掃いている私を見て、少し手前から車道に降りて通り過ぎる人もいれば、葉っぱをよけて走っていく人もいるが、中にはベルをチャリチャリ鳴らして、邪魔だとばかり突っ走っていく人、せっかく掃き集めた葉っぱの上を爆走して、再び葉っぱをあたりにまき散らす人も。

今日も若い学生さんが、集めた葉っぱの上を勢いよく自転車で突っ切って、集めた葉っぱが散らばった。

そんなときは、仕方なく再び葉っぱを掃き集めるのだが、今朝は徒歩で向こうからやってきた年配の女性が、そんな私の姿を見て話しかけてきた。

「せっかく掃いたのにねぇ、最近の若い人は、人が寒い中掃除しているのを何とも思わないのかねぇ、世知辛いねぇ」と。

店の人間が店頭を掃除しているので、そこで悪態でもついたら身元が分かっているだけに店のイメージにも関わる。

「この時間だから、急いでいたんでしょう、また掃けばすみますから」と笑顔で爽やかにこたえて、Verdiの店主はいい人だとアピールしてみた。

すると、「お兄さんのお店、コーヒーで有名なんやろ?前から来たいと思ってるんやけど、朝は忙しいて、午後はコーヒー飲んだら眠れんようなるしな、でも、また来るわ」と言って去って行った。

特になんでもない日常、ごくありふれたような会話だったのだが、こうして店頭を掃いているからこそ声をかけられ、それにこたえる。

見ず知らずの人が、普通に会話をして何となく親近感を覚える。

最近、普通に生活をしていたら、あまりこういうことってないなぁ。と思いながら、でも、昭和の時代って、家の前を掃除していたり、ちょっと道を譲ったり、何気ないところで見ず知らずの人とのちょっとした会話があったような。

知らないおばさんから「あめちゃんあげるわ」なんて言われたら、令和の時代だと下手すると〇〇ハラスメントとか、怪しい人になりかねない。

自転車の学生さんだけではなく、諸々世知辛い世の中になっているように感じるのは、私が昭和人だからだろうか・・・

さて、そんなわけで、もう12月も中盤に差し掛かったので、店のディスプレーもちょっとクリスマスっぽくしてみた。

下鴨にお越しの際は、ちょっとご覧頂ければと思います。

そんな今夜、気分はクラッシックではなく何となくこの人。

アニタ ベイカー ラプチュア

昭和から平成へ替わったころ、愛車プレリュードでのナイトドライブには欠かせないBGMの一つだったアニタ ベイカー。

同時期に流行っていたマライヤとはまた一味違う歌唱力で、これを聴きながら夜の横浜を走っていた若い記憶が蘇る。

日本がバブルという虚構に踊らされ、何もかもがキラキラ光って見えていた時代の空しくも楽しい思い出の一曲。

魔の水曜日

2025年12月10日 

下鴨店で焙煎の修業をしている社員の鈴木だが、カウンターでの抽出や、フード作りもできないといけないので、先週からモーニングのカウンターに立ってもらっている。

そうなると、私は以前の彼女のシフトであった、10時から焙煎をすると言う形になるのだが、モーニングのカウンターに立つ社員は、開店前に出勤して準備作業もしなくてはならない。

なので、先週は私も8時前には出勤して、彼女の開店準備を確認していたのだが、そうなると本来のシフトである10時まではデスクワークなどをすることになる。

でも先週は、ちょっと店頭を手伝ったり、早めに焙煎を始めたりしていたが、今日はもう全部彼女とアルバイトさんに任せて、私は事務所でパソコンに向かうことにした。

単に抽出するだけなら良いのだが、平日の朝は二人で回すため、阿吽の呼吸と言うか、二人で回すオペレーションを身に着けてもらわねばならない。

しかし「いらっしゃいませ」という声が聞こえると、つい表に出てしまいたくなるので、今日はイヤホンをつけて音楽を聴きながら、表の音が聞こえない状態で通販サイトの更新作業など。

ブルックナー 交響曲第2番

カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団

ブルックナーって、4番以降はたくさん録音されていてよく耳にするが、もう2番でブルックナーという人の音楽の方向性は確立されていたのではないかと思える曲。

私は、ともかくブルックナーのアダージオが好きなのだが、この2番の2楽章も、他の交響曲にひけを取らない素敵なアダージオだと思う。

今朝聴いたのは、カラヤンが1975年から1981年にかけて録音したブルックナーの交響曲全集の中からだが、カラヤンは他にも多数ブルックナーを録音しているものの、やはり4番以降が多く、他の指揮者も同様に4番、5番、7番、8番、9番の録音が多いので、なかなか2番の良い演奏と出会いにくいように思う。

ヨッフムや朝比奈さんの全集を購入する手もあるのだが、1枚ものとなると、けっこう選択肢が限られる。

で、何となく無難にカラヤン。

どなたかブル2の「これだ!」というものがあったら教えてください。

さて、10時前になって事務スペースから店頭に出てみたら、今朝はなかなか慌ただしかったようで、コーヒーを淹れたカスも山積みになっているし、食器もなかなかの量が積みあがっている。

慣れないコンビの二人にしては、ちょっと大変だったのではないかと思い、「回らなかったら呼んでくれたら出てきたのに」と言ったら、「いや、なんとか回りました、それに、二人でやっておかないと」と。

今日だけで言うと、私がホールに出た方が店は回ったのだろうけど、もう少し長い目で見ると、手を出さないことも重要。

それにしても、たまに「今日はどうしたんだろう?」と言うほど、平日とは思えないほどお客様がお越しになることが多い。

そして、たいがいそういうのは水曜日に起こるので、「魔の水曜日」とも言っている。

まぁ、今朝は二人でよく頑張りました。

いっぱい焙煎

2025年12月2日 

最初にお知らせです。

12月6日のコーヒー夜話の会は、定員に達しましたので、募集を締め切りました。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日は小春日和と言うか、この時期にしては暖かい一日だった。

気温が高かったこともあってか、お客様も多くご来店下さり、なかなか慌ただしく過ぎて行った。

そんな今日は、ドリップバッグ充填のためのコーヒー豆準備。

明日には、53キロほど発送しなくてはならないので、焙煎した豆をブレンドして、袋に入れて箱詰め。

これが、存外に時間のかかる作業で、結局閉店間際までかかってしまった。

ヴェルディブレンドのドリップバッグが、残り200袋くらいまで減ってしまったので、なんとかギリギリ間に合うかな?

無事梱包もできて、明日は発送、来週頭にはドリップバッグになって戻ってくる予定。

そんなわけで、今日は少し遅くなって帰宅した後は、久しぶりにチャイコン。

チャイコフルキー ヴァイオリン協奏曲

ハイフェッツ(Vn)  ライナー指揮 シカゴ交響楽団

1957年4月19日録音

チャイコンのCD、いろいろと持っている、グルミュオーだとか、オイストラフとか、パールマンとか、名だたるヴァイオリニストがいる中、久しぶりにハイフェッツを聴くと、やはりこの人の凄さというものが良く分かる。

「音質」だけで言うと、中学生のころからのファンであるムターなんかも好きなのだが、やはり総合的に聴いて、ハイフェッツは唯一無二だなぁ・・・と。

さらに、古い録音の場合、けっこうオケのミスが目立つこともあるが、このCDに聴くシカゴS.O.はストレートに言って「上手い」

やはり、なんだかんだ言ってハイフェッツは凄いなぁ、と思った。

楽しみ

2025年12月1日 

今日から12月。

つまり、昨日は11月30日。

11月最後の週末は、土曜日が普段よりも穏やかだったのに対し、昨日はなかなか慌ただしい一日だった。

そして、月末は何かと事務仕事も多いため、なんだかんだで日記も書けず。

一夜明けた今日は、朝から下鴨へ行って、髙島屋と北白川へ持って行く豆を準備してから、北白川で焙煎。

髙島屋へ豆を届けて、その足で山科方面へ。

ヴェルディ京都髙島屋S.C.店のオープニングスタッフとして働いてくれていたアルバイトの Iさんが、間もなくカフェを開業することになったので、業務用のミルや抽出器具などを手配して持って行った。

居抜きで借りたという店舗は、もう少し手を加える必要こそあるものの、かなり出来上がっていて、今月中にはプレオープンをして、来月に本格開店を目指しているとのこと。

京都髙島屋S.C.店では、すでにオープニングスタッフの一人が自分のカフェを開業して、頑張って営業しているので、早くも2人が開業することになる。

私も全力で応援しつつ、こうして元スタッフも頑張っているのだから、私ももっと頑張らねばと思うのであった。

またオープンしたら、きちんと報告いたします。

山科へ行きながら、車の中ではベイヌム指揮の幻想交響曲を聴いていたのだが、さすがに録音が古く音質は荒々しいものの、演奏そのものは非常に素晴らしく、久々に幻想交響曲を聴いて、この曲も面白いなぁ・・・と。

で、帰宅したら再び別の指揮者で聴いてみた。

ドビッシー 海

ベルリオーズ 幻想教協曲

ミンシュ指揮 パリ管弦楽団

1967年11月14日シャンゼリゼ劇場ライヴ

パリ管弦楽団オープニングコンサートのライヴ録音

ミンシュの幻想と言えば、同じ1967年にパリ管とセッション録音したものが有名だが、オーケストラの発足コンサートライヴという貴重な音源故、こちらの持つ緊張感もなかなか素晴らしく、時折響くミンシュの唸り声も録音されている。

ミンシュにとって、幻想は十八番だったこともあるが、聴き比べると全体の音楽の持って行き方などは、ベイヌムに軍配が上がるように感じた。

ただ、録音そのものがイマイチなところもあり、残響がほぼゼロに近いため、各楽器の細かなディテールは聞き取れるものの、もう少し良い音質ならなぁ・・・と思わずにいられない。

そんなことを思っていたら、お客様から「パリのこの劇場の音響そのものが、非常に響かないホールなので、それは録音だけの責任ではなくホールの残響という面もある」と教えて頂いた。

LP時代に私が持っていた幻想は、ストコフスキー指揮のものだったので、ある意味この曲って、新しい録音のものを聞いていないかも。

こんど機会があったら、もうちょっと新しい録音のものも聴いてみよう。

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