自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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音楽レビュー

実った♪

2025年8月18日 

お盆休みも終わり、今日からは普通の夏の日が始まった。

とは言え、小さなお子様のいる家庭では、まだ学校が夏休み中なので、お母様は何かと大変かと思うが、まぁ、とりあえず通常モードに入ったということで。

今年のお盆休み、最初の三連休が大雨ということもあり、ちょっと出だしがイマイチだったものの、後半は下鴨神社の古本祭りもあり、また夏休みで学生アルバイトが帰省してしまったこともあり、なかなか慌ただしく過ぎていった1週間。

トシのせいか、最終日はともかく足が痛くて、特に土踏まずあたりが張っているような感覚だったので、青竹ふみがしたくてしかたなかった。

で、昨日の閉店後にAmazonでポチっと。

そして今朝、そろそろ下鴨に寄って通販用の豆を用意して北白川へ焙煎しに行こうかと思っていたら、Amazonから「荷物の配達終了」メールが届いていた。

と言うことは、配達の人は特にインターフォンを鳴らさず宅配ボックスに入れていったのだろうということで、宅配ボックスを見たら、無事届いていたので、出勤を少し遅らせて早速使ってみた。

コレ、いい感じの起伏が足裏の部位ごとに絶妙にヒットして、なかなかいい感じ。

個人的にはとてもオススメです。

そんなわけで、少し遅くなったもののお昼前には北白川へ。

行ってみたら、店頭で育てているカレーリーフの実がたわわに実っていた。

焙煎を終え、髙島屋へ豆を配達して戻ったらカレーリーフの実の写真を撮ろうと思っていたところ、店に戻ったとたん、ものすごい雨・・・

このところ、連日こんな感じで凄い雨が降るなぁ。

で、雨上がりに一枚。

話は変わって、今日も配達に行った京都髙島屋S.C.【T8】では、映画 8番出口とのコラボ企画として、京都髙島屋S.C.【T8】内の異変ラリーを開催中!

詳しくはこちら

さて、今週は第三火曜日なので、明日は下鴨店もお休み。

まぁ、私は午後から仕事が入っているものの、午前中はゆっくりできるので、ちょっと長めのCDを聴くことに。

グノー オペラ【ファウスト】

プレートル指揮 パリ オペラ座管弦楽団・合唱団

ドミンゴ(T)フレーニ(S)ギャウロフ(B)他

一応、店の名前はヴェルディながら、私が最も好きなオペラの一つが、このファウスト。

もともと私の声域はバリトンだったので、ギャウロフとかクルト・モルとか、あの重低音の出せる人にものすごくあこがれていた。

なので、私にとってどの盤を聴くかとなったら、メフィストフェレスが誰かというのが一番重要な部分。

そんなわけで、CDでは、このプレートル版とボニング盤、クリュイタンス盤を持っていて、DVDでエチュアン指揮、NHK交響楽団、メフィストフェレスはもちろんギャウロフ、そしてファウストがなんとアルフレード・クラウス、マルガリーテはレナータ・スコットというイタオペのスター二人がフランスオペラを日本のオケと演るという、ものすごいライヴ映像の3つが愛聴(愛観)盤。

正直言うと、日本でのライヴであるDVDが一番好きだったりもして。

でも、やはりCDで聴くなら断然プレートル盤のギャウロフ!!

悪魔的な悪魔の声!

そして、他の演奏と圧倒的に違うのが、ラストの三重唱。

この部分、マルガリーテのソロは、アダージョくらいなテンポが一般的なのに、プレートル盤はアンダンテくらいのスピードでズンズン進んでいく。

でも、聴き比べると、このテンポがものすごく心地よくて、三重唱終了と同時にコーラスに移行するオルガンのジャーンって音に至るまでの進行具合が素晴らしい。

この名盤が、すでに廃盤になっているのは非常に惜しいのですが、もしこのグランドオペラ【ファウスト】を聴いてみようと思う方は、ぜひプレートル盤を探してみてください。

曜日感覚が・・・

2025年8月16日 

昨日の朝、開店準備をしていた8時5分、店のドアをドンドンとたたく音がしたので見てみたら、お見かけしたことのない方が「もう8時回っているのに、いつになったら開くんだ!」と少々お怒りの様子。

私が「開店は8時30分です」と言ったら「日曜祝日は8時って書いてあったぞ」と。

「今日は木曜日なので平日なのですが」と言ったらお帰りになってしまった。

恐らくお盆休みをとられていて、祝日の感覚だったのだろう。

かく言う私たちも、明らかに平日とは違う雰囲気と慌ただしさなので、曜日感覚がなくなっている感は否めない。

まずは、あと2日、学生アルバイトの多くは帰省でシフトに入れないため、ちょっと人手不足な状態ではあるが、なんとか頑張って乗り切ろう。

さて、実は先日ヨドバシカメラへ行って、ヘッドホンを購入してみた。

店頭でカニ歩きして、手が届きそうなヘッドホンを片っ端から聴き比べて1つ購入してきた。

「音」そのものが、クセなくナチュラルに聞えたのでコレにしてみた。

店員さんには、もうちょっと高いものを勧められたのだが、高額なものは、なんだか妙に高音が作られたように綺麗な音で、なんだか違った。

それにしても、最近のヘッドホンはコードレスのものが多く、私のような音楽鑑賞は全てCDを昔ながらのネットにもつながらないし、Bluetoothもついていないステレオで聴き、無線で飛ばすのはどうも嫌だ、という人にとっては、肩身の狭い時代になってしまった。

そんなわけで、せっかくヘッドホンを購入したので、仕事を終えて帰宅したら、頭をリセットするためにも、時間に余裕があるときは、1日1枚何かぼーっと聴いてから寝ようと思う。

で、今夜聴いたのはこちら。

ドヴォルザーク 交響曲8番、チェロ協奏曲 ロ短調

ターリッヒ指揮、チェコフィルハーモニー管弦楽団

ロストロポーヴィッチ(チェロ)

1952年録音

ヘッドホンで聴くと、スピーカーから流れてくる音よりも、微細な音や細かな表現が際立って分かるのだが、この時代のチェコフィル、一糸乱れぬアンサンブルで、ターリッヒの意図を見事に表現しているように思える。

演奏スタイルや音質は違えど、カラヤン時代のBPOに並ぶのではないかと思えるアンサンブルは、下手すると今より完成度高いのではないか、と思えてしまう。

ドヴォルザークと言えば、9番の新世界が飛び抜けて有名だが、個人的には8番こそ彼の交響曲の中では最高傑作だと思っている私にとって、このターリッヒ盤は唯一無二の名盤。

そして、ロストロの弾くチェロコンチェルト、なんだかんだで数種類持っているのだが、これを録ったのは、彼が弱冠25歳のとき。

驚くべき完成度と、後期の録音にはない明るい演奏。

普段は、滅多に聴かないドヴォルザークも、たまに聴くと良いものでした。

ブレンド向き、ストレート向き

2023年6月12日 

雨の週末、梅雨の時期なので雨が多いのは仕方ないが、できれば週末は降らないでほしいなぁ・・・

さて、先日CDラックを見ていたら、ふとブルックナーの交響曲8番が目についた。

そう言えば、ここ数年ブルックナーって聞いていなかったなぁ、と思って久しぶりに聞いたら、なんだか昔と感じ方というか印象が違っていた。

で、Bのところから少し下がってSのところを見たら、実はけっこうサンサーンスも持っていることに気付く。

そこで久しぶりに聞いたのが、サンサーンスのヴァイオリン協奏曲第3番。

この曲は3枚持っていて、モノラルのフランチェスカッティと、定番かどうか知らないけど、あまりヴァイオリンの奏者を知らなかった頃に買ったパールマン、そして、どうしてこんなの買ったんだろう?と思う、チョンキョンファ。

最初に聞いたのはフランチェスカッティ。

さすがに音質は良くないが、そんな中でも存分に歌っているのが分かる。

が、演奏そのものは、けっこう昔の人はこんなテンポどりが普通だったんだろうなというか、時代を感じると言うか、「間」を重視せずテキパキとしたテンポの中での音色と技術をしっかり聞かせる感じ。

一転パールマンは、もう彼の世界をしっかりと披露する内容で、特に3楽章のラストあたりは、もうひれ伏すしかないパールマン節。

そして、以前作った動画「木の実の塩タルト」のBGMに使ったのは、チョンキョンファのサンサーンスだった。

ある意味、チョンキョンファの演奏は、音大を首席で卒業した学生が卒業コンサートで弾いているような教科書通りの演奏。

全く面白さはないが、取り立ててマイナス点もない超無難な演奏。

でも、動画のBGMとして聞いたとき、フランチェスカッティはレトロな動画なら大丈夫だが、今のことをテーマにした動画だと時代が買ってしまう。

パールマンは、演奏の主張が強いので、動画が負けてしまう可能性も。

そうしてみると、動画を見せるBGMとしては、チョンキョンファの優等生演奏が一番しっくりくる。

これって、コーヒーで言うと、ブレンド向きというか、他の主張したい味を上手く引き立ててくれる豆的な「良い」存在かもしれない。

一方で、パールマンなんかは演奏そのものは「良い」ものだが、本当に主張したい豆より目立ってしまって、何がメインのブレンドなのか分かりにくくしてしまうという点では「好ましくない」演奏かもしれない。

音楽の演奏も、ブレンドベースに使う豆も、時と場合によって「良い」ものの基準は変わってくるものだな、と、思いながらの音楽鑑賞であった。

全然違った

2023年1月13日 

今日は金曜日なので、業務用のコーヒー豆配達日。

来週、下鴨本店が遅めの正月休みをとるため、来週の業務用配達がお休みになることもあり、今日は非常に多くのご注文を頂いていた。

で、配達回りをしながら信号待ちでふと前を見たら、四葉のヤサカが止まっていた。

何かいいことあるかなぁ?と思ったが、特に何もなかった。

さて、そんな配達中に車載のSSDに入れている多くの曲の中から何となく流れてきたのはショスタコーヴィッチの交響曲第11番。

指揮はロストロポーヴィッチのものだったが、その2楽章を聴きながら、なんとなく今の私の心情にとてもフィットしている曲のように思えてしまった。

ちょっと私に課されているタスクが多すぎて、けっこう分けわからん状態に陥っているのかもしれない。

でも、この曲の私の愛聴盤は、ロストロではなくビシュコフがベルリンフィルと録音したものだった。

なので、ショスタコの11番って、こんな曲だったかな?と思って改めてビシュコフで聴いてみたら、全く違う曲のような印象を受ける演奏だった。

演奏時間も、第2楽章に限ると、ロストロは21分48秒なのに対して、ビシュコフは18分20秒。

中盤から後半にかけての部分が特に違い、ロストロはlargoと言っても良いスピードなのに対して、ビシュコフはandante。

この重く激しく悲壮な曲も、andanteで演奏したらクールでカッコイイ演奏になるんだということが良く分かった。

そうしてみると、ロストロの振るショスタコ11番の2楽章のような気分のときでも、ちょっと自分のテンポを変えたら、もしかするとネガティブな思考がポジティブに変わるかも?と思えてきた。

明日から、ちょっとテンポを変えて頑張ってみよう。

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