自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

  1. 下鴨店TOP
  2. カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記
  3. 食べ物

食べ物

木の実の塩タルト

2024年3月4日 

北白川焙煎所ができて、何が変わったかと言うと、今まで芸大店で午前中に無理やり焙煎を終わらせてランチに臨んでいた焙煎が、一日しっかり必要量を丁寧に焙煎できるようになったこと。

そして、今までは午前中にランチやお弁当を作って、午後から自家製焼き菓子を製造していたキッチンも、一日丁寧にお菓子が焼けるようになったこと。

また、通販についても、これまでは3日以内発送を守ってはいたものの、専用発送所ができたことで、当日の午前中に受けたご注文は、当日中に発送できるようになり、今日のような翌日が定休日の日は、午後3時過ぎに頂いた注文も当日中に発送、翌日にはお手元に届くという、Amazon prime並みの提供ができるようになった。

そんな北白川焙煎所ができたこともあり、今までは手が回らなかった、下鴨店への焼き菓子の供給もしっかりできるようになり、今月からは下鴨でお召し上がり頂くスイーツも自家製へと切り替えている。

その自家製焼き菓子の中でも、芸大店で人気の高かった「木の実の塩タルト」を提供できるようになったことは、私個人的にも嬉しい限り。

こちらは、パティシエールの松尾と試行錯誤を重ねて、原材料の仕入れから吟味した一品。

以前、京都伊勢丹にあった雑誌Leafさんが運営していたカフェでも大人気で、毎週10~20ホールお届けしていた。

このタルトの生命線は、やはり「木の実」の品質。

珈琲の味を左右する肝は、生豆の良し悪しと言っても過言ではないが、木の実の塩タルトも、使っているアーモンドとクルミには、非常に神経を使った。

左がこのタルトに使っているアフガニスタン産のアーモンド。

右は普通のカリフォルニア産アーモンド。

生の状態で食べた瞬間、そのポテンシャルの高さに驚いたのが、アフガニスタン産のアーモンドだった。

しっかりとした甘みと香りが、カリフォルニア産には追従を許さない味わいだった。

そして、同じアフガニスタン産のクルミも試食してみた。

左が一般的なアメリカ産のクルミ

右は、アフガニスタン産のクルミだが、これも実の詰まり具合と、嫌なアクのようなものがなく、まろやかな味わいが何とも心地よかった。

ただ、アメリカ産は安定的に入ってくるものの、アフガニスタン産は下手をすると供給がストップしてしまう可能性もある。

また、値段もアメリカ産よりも高価。

しかし、やはり美味しいものを使いたい!ということで、アーモンドもくるみもアフガニスタン産を選んだ。

現在の北白川店、当時の芸大店の社員たちは、良くも悪くもお互いに忖度することなく、良いものを作りたいという思いが強いため、試作を重ねる松尾にも容赦なくダメ出しをして、何度も試した結果、やっと「最高にコーヒーに合う」と思われるタルトが出来上がった。

直径10センチと小ぶりな容姿ながら、小さくても満足度はバッチリ。

1/4、1/2、ホールと3サイズでの提供となります。

よろしければ、中深~深煎りのコーヒーと一緒にお召し上がりください。

このタルトの製造秘話はこちら↓

宝泉堂さんでも

2024年2月4日 

ヴェルディ京都髙島屋S.C.店では、下鴨の名店宝泉堂さんとのコラボによるヴァレンタインのプチギフト、賀茂葵とドリップバッグのセットを販売していますが、宝泉堂さんも「宝泉 京都駅店」で同じく賀茂葵とドリップバッグのセットを販売して下さっています。

そんなにかしこまった贈り物ではなく、職場や友人への小さな贈り物としてはもちろん、気軽な手土産としてもご利用頂けます。

宝泉 京都駅店は、新幹線の改札内にあり、お土産の購入はもちろん、店内でも甘味・菓子を楽しめるお店で、こちらではヴェルディのコーヒーもお召し上がり頂けま。

ご旅行の前に、お戻りになった際に、ぜひお立ち寄りくださいませ。

ところで、明日からちょっと日記の更新が滞るかもしれませんが、どうぞご了承くださいませ。

売り切れ

2024年1月30日 

今日は、一応お休みを頂いて、午後からずっと外に出ていたので、帰宅したらけっこう遅くなってしまった。

そこで、夜は家族で外に食べに行くことに。

なんとなく、もつ煮が食べたくなったので、久御山の「ガッツKラーメン」へ。

このお店、早朝からランチまで営業して、中休みを挟んで月曜以外は夜営業もしているのだが、朝は「もつ煮込み」だけ、昼と夜はラーメンも提供している。

店名はラーメン店だけど、今夜の目的は「もつ煮込み定食」だった。が・・・

なんか、食べようと思っていたものが売切れていると、何を注文すべきか悩んでしまうのだが、とりあえずみんな「ガッツラーメン」の小を注文。

娘は追加で「鉢いっぱいチャーシュー」私は「厚切りチャーシュー」を注文した。

娘が注文した鉢いっぱいチャーシューのガッツラーメン

上から見るとこんな。

私が注文した厚切りチャーシューのガッツラーメン

上から見るとこんな。

麺は、もやしより太いストレートの太麺。

カツオ出汁がしっかり効いた醤油のスープは、けっこう濃厚で塩っ気が強いため、割り下とかあったら全部頂くんだけどなぁ・・・という濃さ。

でも、風味豊かで美味しかった。

こんどは、もつ煮込みを食べに来よう。

シュールな夕食

2024年1月19日 

今朝、下鴨へ行ったら、昨日まで穴だらけだった天井が出来上がっていた。

今までは埋め込みだったエアコンだが、今回は天井からエアコン本体が見える仕様。

埋め込みの方がきれいではあるけど、取り換えや修理のたびに天井を張り替えなくてはならないので、まぁ、仕方ないかなぁ・・・と。

そして、北白川焙煎所の方では、お昼前から芸大の文芸表現学科の学生さんたちが、コーヒーの抽出指導を受けに来てくれた。

卒展のカフェでは、頑張ってください。

そんな雨上がりの日は、東の山々が幻想的な雲をかぶっていた。

さて、17日から今日までは豆売りだけで営業してきたが、いよいよ明日からは店内・テイクアウトコーヒーを含めた通常営業開始。

今日は、明日の準備で慌ただしくしたが、なんとか明日から通常営業ができるところまできた。

10時から18時(LO17:30)の営業、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、もう一つ明日からと言うと、3年ぶりに登場の 恵方豆

そして、ヴェルディとしては滅多にやらない「わけあり」商品。

こちらは、めったにしないディスカウントをしてしまっております。

なぜ安いのかは、通販サイトの方をご覧ください。

そんなわけで、開店の準備と通販ページ作りなどを終え、自宅に戻って、ちょっとカレーが食べたかったのだが、カレーそのものを作っていると遅くなってしまうので、バスマティライスとスパイスを使ってプラオを作ってみた。

娘が習い事から帰ってきて、開口一番「家の中がインドの香りになっている」

インドへ行ったことないはずなのに、どうしてインドの香りを知っているのか不明だが、まぁ、なかなかスパイシーな香りの家になっていたらしい。

しかし、プラオは作ったが、カレーのルーを作る時間がなかったので、ルーの方はスーパーで「ボンカレー」を買ってきた。

しかも、甘口・・・

けっこう本格的にスパイスフルなプラオと、めちゃくちゃ日本的な味のボンカレー。

なんか、シュールな晩御飯だった。

このページの先頭へ