自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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運動不足

2021年5月4日 

今日も気持ちよい朝。

連休中は、朝の鴨川も人がけっこう多い。

先日、ちょっとカレーを食べたら、やはりバシッとカレーを食べたくなってしまった。

でも、いつものヌーラーニは緊急事態宣言中7時オーダーストップなので、なかなか行けずにいる。

そんな中、今日は一日お休みを頂こうかと思ったが、山積している仕事も片づけなくてはならないので、今日も朝から下鴨へ行ってデスクワーク。

午後は、少し外へ出て夕方再び下鴨へ。

そんな感じでデスクワーク中心だと、昼間にあまり動かないため、朝夕のウォーキングだけが運動になってしまう。

これは良くない!

ということで、休むことは断念したが、5時半には上がらせてもらい、白梅町まで歩いてみた。

歩いていたら喉が渇いたので、まずはタマリンドジュース。

ヌーラーニセットにしたので、サラダがついてくる。

カレーは、「さくらんぼブナマトン」

ブナ系(汁気が少ない炒め系)カレー、けっこう好きなのだが、ダークチェリーの甘酸っぱさが、スパイスフルなカレーとよく合って、かなり美味しい。

チェリーとカレーの組み合わせもいいなぁ。

こんど作ってみよう。

チャイでご馳走様。

さて、ところで、ヴェルディでは月刊情報紙を作ることにして、昨日からその第一号を配布開始。

ヴェルディ店舗での配布はもちろん、通販も同梱してお送りしているので、お店へおいでの際、またコーヒー通販のお客様もぜひご覧くださいませ。

ちなみに、第一号の一面特集は今月後半に販売開始予定の「イエメニア」。

イエメニアってどんなコーヒーかは、紙面をご覧くださいませ。

つい、ふらっと

2021年5月3日 

GW中、芸大店は臨時休業を取らせて頂いているので、私は事務作業をしに下鴨へ行っているが、下鴨のバックヤードにある事務スペースは一人分しかデスクがないので、事務のスタッフが仕事をしているときは使えない。

なので、今日は午後からでないとデスクが空かない。

そこで、朝は普段より1時間ゆっくり寝てから朝のウォーキング。

さすがに7時になったら太陽も高い。

ところで、このところ朝夕と昼間の寒暖差が大きいが、昼間はけっこうアイスコーヒーのご注文を頂くようになってきた。

そこで、水出しアイスコーヒーバッグを店舗でもコーヒー通販でも100円割引で販売中!

夜寝る前に、ポットに水と水出しアイスコーヒーバッグを入れて冷蔵庫で冷やしておけば、翌朝にはアイスコーヒーができている!

という商品です。

よろしければお試しくださいませ。

さて、先日夜のウォーキングを兼ねて、ヨドバシまで買い物に行ってきた。

帰りに河原町を七条から上がっていこうとしたら、こんな看板が目に入ってしまった。

路地奥にあるカレー屋さん、なんかそそられて入ってしまった。

2種類のカレーのあいがけを注文。

キーマとココナツにしてみた。

とてもマイルドで、食べやすいカレーだと思った。

知らなくてもいい珈琲の話-その16【ド・クリューの功績-後編】

2021年5月2日 

先週に引き続き、ガブリエル・ド・クリューのコーヒー移植について書きます。

1723年にナントの港を出たド・クリューは、一難去ってまた一難という苦難の船旅を無事に乗り切って、マルティニーク島へ無事コーヒーの木を持ち帰ることに成功しました。

島に着くと、彼の自宅にある庭に若木を植えましたが、木を盗まれることを恐れ、常に目の届く場所を選び、さらに木が大きくなるまでは棘の灌木で囲んだうえ、番人まで立てたと言います。

ド・クリューは、「船上で危機を乗り越えるたび、この木に対する愛着が増し、どれほど大切に育てても大切にし足りないと思えるほどだった。」と語っていたそうです。

18世紀のマルティニーク島で、まだ珍しいコーヒーの木を盗もうとする者がいてもおかしくはありませんが、私がブラジルの農園へ行ったときも、農場主たちはド・クリューのような細心の注意をはらって木を育てていたのを思い出します。

COE優勝農園へ行ったとき、ゲイシャを育てているけど見るか?と言われ、ピックアップトラックの荷台に乗って向かったのですが、普通にカツーラやブルボンが奇麗に列をなして植わっている中に、ほんの一部だけ小さく番号札がついた木がありました。

「これがゲイシャ」と言われたものの、これは知っている人でないと絶対に分かりません。

「どうして他の木と全く判別がつかない状態で育てているのか?」と訊いたら、「泥棒が、どの木がゲイシャか分からなくするため」と。

この中の数本だけがゲイシャ。一歩外に出たらどれがどれか全くわからない。

「木の葉を隠すなら森の中」とは、まさにこのことだと思いました。

が、18世紀のマルティニーク島には、まだコーヒーの木が1本しかありません。

なので、逆に目立つものの、盗みにくいよう棘の灌木に番人だったのでしょう。

話は戻り、ド・クリューの木は想像以上に順調に成長し、3年後の1726年には2ポンド(約900g)の種を収穫、その種を大切に育ててくれそうな人に配り、コーヒーの木を増やして行きました。

翌年には、さらに豊作でより多くの種を収穫できたのですが、当時のマルティニーク島における一大産業はカカオの栽培でした。

ところが、1728年に巨大ハリケーンがマルティニーク島を襲い、カカオの木が壊滅状態に陥ってしまいました。

そんなとき、カカオに代わって植えられたのがコーヒーの木で、その後50年ほどの間にマルティニーク島は1,879万本のコーヒーの木が生い茂る、文字通り「コーヒー生産国」となりました。

帰島当時、歩兵隊長だったド・クリューは、最初の収穫があった1726年には歩兵大隊長、1737年にはグァドループ総督、1750年には聖ルイ勲章であるコマンドールを受賞。

1746年フランスへ戻り、ルイ15世に謁見した折、海軍大臣のルイエ・ド・ジュールから「フランスと植民地およびその商業全般に対し、コーヒーの栽培で目覚ましい貢献をした類まれな将校」と紹介されています。

1760年に退役、1774年に88歳で逝去。

その訃報は、新聞でも大きく取り上げられましたが、その後のフランス革命後、聖ルイ勲章受章者であるド・クリューの名は長く忘れられていました。

しかし、1918年マルティニーク島のフォール・ド・フランスにド・クリューに捧げる植物園ができました。

もし、マルティニーク島でコーヒー栽培がおこなわれていなかったとしても、どこかのタイミングで現在の生産国にコーヒーの木は移植されていたことでしょう。

しかし、ド・クリューがいなかったら、確実にコーヒーの歴史に刻まれた年代譜は違うものになっていました。

現在私たちが飲んでいる中米のコーヒー、その第一歩はフランスの歩兵隊長によって踏み出されたもの、ガブリエル・ド・クリューに畏敬の念を持たずにはいられません。

GW芸大店のお知らせ

2021年5月1日 

今日はなんだか変な天気でした。

午前中は晴れて暖かいけど、凄い風!!

午後からは突然の雨と雷!!

冷っとした空気。

夕方には雨も風も止み、じめっとぬるい空気。

天気のフルコースですね。

今年もまた、GWに緊急事態宣言が発令されました。

芸大店は本日5月1日(土)〜5日(水)までの間、臨時休業とさせて頂きます。

5月6日(木)より通常営業となります。

ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承の程お願い申し上げます。

来年こそは気兼ねなくGWを楽しめるようになっている事を願うばかりです。

ステイホーム一日目、食後の珈琲でホッと一息つきながらYouTubeで釣り動画でもみようと思います。

釣りに行きたい…。

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