自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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久し振りに

2019年12月10日 

今朝はちょっとゆっくりして、家の用事などをやった後、久しぶりに出町柳の ビストロ スリージェ さんへ。

何度か食べに行こうと試みたものの、人気店なのでなかなか予約が取れず、やっと伺うことができた。

有機人参のポタージュ

自家製スモークサーモンのサラダ

ナヴァラン

紅茶

デセールも食べたかったが、エチオピアへ行ってちょっと太ってしまったので、元に戻すために甘いものは我慢。

久し振りにナヴァランを頂いたが、やはりエチオピアで食べる羊肉とは全く違い、しみじみ美味しいなぁ・・・

と思うのであった。

 

夕方からは、中央卸売市場にある寿司屋さんで、桂 塩鯛師匠の落語会があったので行くことに。

お寿司屋さんの宴会場に高座ができて

今回のネタは『二番煎じ』

塩鯛師匠の噺は、今夜のような古典も面白いが、新作落語もなかなか。

それにしても、酒ネタのときの酔いが回っていく姿を表現する師匠の口調と素振りと目つきは、いつ見ても本当にスゴイと思う。

そんなわけで、来年の初笑い、ヴェルディ笑劇場 は桂 塩鯛師匠と桂 小鯛さんのご出演で、造形芸大店としては初めての落語会を開催します。

下鴨本店で開催していたときは、店のキャパの問題で早期に売り切れとなっていましたが、造形芸大店は倍近くお客様にお入り頂けるので、まだお席には余裕がございます。

チケットは下鴨本店と造形芸大店で発売中!

ぜひ、お運びくださいませ。

エチオピア旅行記その5(最終回)

2019年12月9日 

いよいよエチオピア旅行記も最終回。

今回の訪問を通して強く思ったことは、日本人が持つビジネスに対する価値観=『普通・当たり前』という考え方で産地の『普通・当たり前』を見てはいけないということ。

これはパプア・ニューギニアへ行ったときも感じたのだが、今回はより一層現実的に肌で感じられた。

 

今回の訪問は、現地で農園の経営と同時に精製所も持つエクスポーターでもある METAD 社の農園見学が中心だったが、その METAD 社はエチオピアの中では非常に欧米的な考え方でビジネスをしている希有な存在。

スターバックス、ブルーボトルといったアメリカの大手がこぞってここの豆を購入しているのは、どちらかというと豆の品質とか風味と言うよりも、同じレベルで対話ができる数少ない会社だからという点ではないかと思うほど。

もちろん、農園の経営や精製加工については高いレベルで運営を行っているので、クオリティーの高い豆が作られていることは事実なのだが、探せば METAD 社よりも風味特性の良い豆はいくらでもある。

しかし、ビジネスを【点】としてではなく、【線】で見た場合、一定のクオリティーを継続可能な形で提供してくれて、なおかつアメリカ大手と同じ目線でビジネスが見られる会社という観点で言えば代替の効かない会社なのではないかと思う。

そんな METAD 社は、これまで農園単位や地域単位での精製所は持っていたが、出荷前の最終精製であるドライミルは他社に任せていた。

しかし、他社に委ねることで、全てにおいて責任とクオリティーを維持できないということから、自社でもドライミルを持つことにされ、アディスアベバ近郊にその工場を建設中ということだったので、見学をさせて頂いた。

広大な敷地に、ドライミルと出荷用の向上が建設されている。

上階で精製と選別が行われ、下階は袋詰めや出荷用倉庫となっている。

脱穀機だけではなく、各種ソーターなどもすでに搬入され、稼働を待っている。

今後は、この工場で焙煎も行い、世界各国へ焙煎した豆も出荷したいということであった。

現在、Verdi でもMETAD社のウォッシュドを使っており、全体的なクオリティーは比較的高いと思われるが、過去には他のエクスポーターが出す豆の中に、もっと風味特性の良い豆があったことも事実。

ビジネスをするという点においては、METAD 社の豆を使っていれば安心安全であることは理解できたが、お客様により美味しい豆を提供するという点で言えば、やはり不安定かつ不確定な要素はあっても、いろいろと探してより良い豆を求めたいと思う。

そういう点から見ると、スターバックスやブルーボトルといった、味や風味よりも安定的に利益が上げることが最重要というビジネスをしている会社は METAD 社と組むのが最善の答えである一方、Verdi のような小さな自家焙煎店は、リスクはあるし、良いものが入るとは限らなくても、より美味しいエチオピアを探して奔走すべきかな?と思いつつ、保険として METAD 社の豆を常時持っているのが正解だと思いながら視察したドライミル工場であった。

 

最後に、エチオピアのお店で「ミックスジュース」と注文したら、こんなのが出てきます。

 

ミックスジュースはだいたい50~80ブル(1ブル=0.25円)、珈琲やラテが待ちのカフェだと30ブル程度なので、ちょっと高めのドリンクですが、日本円換算で200~350円程度と、日本のカフェではありえない価格。

ジュースを飲んで、ちょっとお腹の調子を崩した方もいたのですが、私は全然大丈夫でした。

もし、エチオピアへ行かれたら、ぜひミックスジュースを試してみてください。

サロンライヴとエチオピアカレー

2019年12月8日 

今日はサロンライヴ。

ヴェルディのサロンライヴは歌が多いのだが、9月1日の女声4名の華やかなステージを最後に10月11月はヴァイオリンや木管アンサンブルなど器楽が続いていたので、久しぶりに歌のサロンライヴ。

だが、今回はオペラやリートではなく、日本の歌曲と歌謡曲が中心のプログラムだった。

大入り満員の店内

今回ご出演の大西貴浩さんは、テノールの歌手ではあるが、オペラやリートではなく日本の歌を中心に活躍されており、神社などでの奉納歌唱などで多くの実績がある方。

今年の春には伊勢神宮で奉納歌唱をされたほどの実力者。

歌謡曲と言えばマイクを使うのが一般的だが、ノーマイクの地声でしっかりと言葉も分かるような発音で歌われる姿は、今までにない新鮮なひと時であった。

 

今年は28日に今年のサロンライヴ聞き納め、久しぶりに井藤航太さんがご出演。

一年の最後を飾る素敵な一夜、ぜひお運びくださいませ。

 

さて、私がエチオピアへ行っていたので、造形芸大店の一期一会カリーは2週間同じものが出ていたのだが、無事帰国して一期一会カリーもレシピナンバー31が登場!

今回は、私がエチオピアで食べたスパイシーなマトン挽肉の煮込み料理を再現した「エチオピアカリー風マトンキーマ」。

現地で食べた「ケテフォ」  という料理の味を忘れないうちに作ってみようとチャレンジしてみた。

ケテフォ

シンプルなスパイスではあるが、なかなかパンチのある味わい。

エチオピアでは、インジェラという発酵パンと一緒に食べるのだが、その原料のテフがなかなか手に入らないので、普通にライスとナンとともにお召し上がり頂くことに。

今回のカリーは、どちらかと言うとエチオピアの味を体験するということを主眼に置いているので、あえて美味しく作ろうというより、いかに現地で食べた味に近づけられるかを最大のテーマにしたため、いつものカリーとはちょっと嗜好が誓いますが、よろしければお召し上がりください。

 

そんなエチオピアのカリーを再現しようと四苦八苦しているとき、スーパーへ買い物に行っていたカミさんが、こんなのを買ってきた。

これは、エチオピアという国のカリーではなく、神保町にあるエチオピアというカレー店の味を再現したレトルト食品。

実際にエチオピアのカレーを食べてみると、神保町のエチオピアは全く現地の味とは違うということがよく分かった。

それにしても、コレ、買ってくるか?!

エチオピア旅行記その4

2019年12月6日 

アラカの農園を後に、次はビシャフグへ。

こちらでは、すでに赤くなったチェリーも多く、今朝収穫されたものがナチュラル精製の工程に入りアフリカンベッドでピッキングされていた。

一面に広がる赤いカーペットのようなアフリカンベッド

恐らく中学生くらいと思われる女の子も朝からピッキングをしている。

エチオピアでは、年内はウォッシュドしか輸出できず、ナチュラルが出荷されるのは年が明けてからになるそうだが、METADの水洗加工場は現在補修の真っただ中。

なので、残念ながら水洗式のプロセスを実際に見ることはできなかった。

写真上の機会でチェリーの果肉がはぎとられ、ミューシレージと言われる粘膜層に覆われた種子が出てくる。

通常はミューシレージをこの水槽で発酵させるのだが、こちらの加工場では発酵のプロセスを短縮してパーチメントと言われる少し硬質の内皮までもっていく。

この層でミューシレージを取り除いていき、そのあとはアフリカンベッドで乾燥工程に入る。

標高が高いので、気温は日本の真夏ほど高くないのだが、赤道に近いため紫外線の強さを感じる。

その日の天気や気温によって、直射日光を避けるシェードをかけて乾かすとのことで、非常に丁寧に乾燥される。

 

水洗加工場を見たら、ハンベラの農園へ。

例年だと、すでに収穫が始まっているはずなのだが、今年は全体に遅れていて、このような緑のチェリーが目立つ。

そんなわけで、こちらの農園でもまだアフリカンベッドの製作中。

すでに大半は完成しているのだが・・・

まだ完成していないエリアを皆が頑張って作っていた。

エチオピアは、11月~1月が収穫期なので、本来ならもうガンガン水洗式の精製が進んでいるはずなのだが、今年は本当に遅れているそうで、収穫しているところや一面真っ赤なチェリーがなっている木々を見ることはできなかった。

ただ、精製の機械や環境に配慮するいろいろなことを見せてもらい、METAD社という農園であり、精製所であり、エクスポーターでもある会社の姿勢を見られて、エチオピアの中でも新たな潮流ができつつあるということを目の当たりにできたことは大きな収穫であった。

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