おかげさまで、人気の ヴィンテージバレル・カシャーサ は、生豆ベースで残り4キロ少々になりました。
来週半ばには販売終了となりそうです。
お召し上がりになりたい方は、どうぞお早めに。
そして、10月4日開催の夜話の会は、満席となりました。
現在、キャンセル待ちのお客様もいらっしゃいますので、お申込みいただいたものの、ご参加いただけなくなった方は、早めにお申し出頂ければ幸いです。


2025年9月26日 verdi マスター
おかげさまで、人気の ヴィンテージバレル・カシャーサ は、生豆ベースで残り4キロ少々になりました。
来週半ばには販売終了となりそうです。
お召し上がりになりたい方は、どうぞお早めに。
そして、10月4日開催の夜話の会は、満席となりました。
現在、キャンセル待ちのお客様もいらっしゃいますので、お申込みいただいたものの、ご参加いただけなくなった方は、早めにお申し出頂ければ幸いです。
2025年9月25日 verdi マスター
今日は朝一の新幹線で東京へ。
SCAJ(日本スペシャルティーコーヒー協会)の展示会が東京ビッグサイトで開催されているので行ってきた。

昨日は、下鴨店で焙煎を担当している鈴木が行って、いろいろと見てきた感想をくれたので、それも参考にしながら・・・
と、思ったが、彼女はどちらかと言うと、多くのコーヒーを試飲したいところ、私はもちろん試飲もするが、どちらかと言うと産地や豆のことについての生の情報を欲しいというのと、これからの販売資材や新商品に使えそうなものを探すというのが目的だったので、彼女が推薦してくれたブース全ては回れず。

それにしても、今年は例年以上に多くの出展者がいて、初出展のブースも多く、今までの中でも見どころが多い展示会だった。

入場してすぐ、アフリカやコロンビア関係でお世話になっているZEPHYR COFFEEの橋本さんと、エチオピアでお世話になったMETADの浅野さんにばったり。(顔半分しか写ってないけど)
コロンビア・ナリーニョのことを立ち話で聞いたりしながら、またこんどゆっくりと、ということで。
今年は、リキッドアイスコーヒーが大変好調で、ギフトも多くのご注文を頂いたので、来年に向けて高級ギフト路線も検討したいということおあり、リキッドコーヒーを加工して頂いている中村商店さんで話を聞き・・・

来年は、瓶に入れたギフトも検討。
そう言えば、パプア・ニューギニアの政府直結輸出機関であるCIC(コーヒーインダストリーカンパニー)が、今年はブースを出すと連絡をくれていたので行ってみた。

パプア訪問時にはお世話になったCICの方々と久々の再会。
私が行ったときは、まだまだ未整備だった精選所がソーラー発電装置を導入することで、かなり最新式に生まれ変わったということ、その生産性なども聞いて、そう言えば、訪問時は電気が通っていない中、設備が作れないと言っていたところをソーラーで対応したんだ、と。

しかも、パプアのブースでは、一緒にパプアを回った酒井さんがお手伝いしていて、こちらも久しぶりの再会。
ちょっと同窓会チックな雰囲気だった。
その後、現在ブルンジやインディアを仕入れているオリジンコーヒーさんで、コロンビアのデカフェとグァテマラのバレルエイジドを試飲。

「秋の夜長のほろ酔いコーヒー」として毎年10月後半から11月に出していたカシャーサが、今年は一足早く出てしまったので、11月には、このグァテマラを使っても良いかも。
と。思うなかなかの美味しさだった。

ちょっとかなり高いけど、風味は素晴らしくて・・・
どうしようかなぁ・・・
と、思っていたら、別のブースから「パナマのゲイシャ、素晴らしいので試飲して」と差し出されたのを試飲してみた。

う~ん、残念ながらフツー。
これなら、うちで出しているコスタリカの方が数倍美味しいかな?
そうそう、セラードさんに挨拶せねば、と、向かって行ったら、ベネゼエラの人が「ちょっと飲んでって、ベネゼエラのゲイシャ」と出してこられた。

セラード珈琲のブースの一角を乗っ取っていた様子。
陽気なおっちゃんだった。
で、セラード珈琲のブースでは、ヴィンテージバレルのウイスキーバージョンを試飲しつつ、やはりブラジルのバレルエイジドは、カシャーサが一番いいな、と。
社長の横山さんと現在の相場の話などをしながら一応記念撮影。

セラードのすぐ横に合った堀口さんのブースでは、同じ豆の焙煎違いなどの飲み比べができたので、ちょっと並んで試飲させてもらった。

2つの飲み比べが体験出来て、まずは、「クリーンな味」とはどんなものかを飲み比べる。

続いて、同じ豆の焙煎度合い違い。
面白かった。
で、実はこんどの夜話の会のテーマは、同じ豆を同じ焙煎度合いで仕上げるものの、火力と排煙のバランスを変えることで、同じ豆が同じ色なのに、味が違うということを体験して頂くものなのだが、堀口さんのブースでも同じようなことをされていたわけで、個人的には「ふむふむ」という感じだった。

個人的に興味深かったのは、エチオピアのアナエロ。
やはり、もとの豆のポテンシャルが高いと、アナエロも随分変わってくる。
そして、あいさつに行かねばならないとことの一つ、三洋産業さんのブースでは、2年連続でハンドドリップチャンピオンシップ優勝の新田さんが抽出実演をするとのことで、せっかくだったので飲みに行ってみた。

2023年大会では、新田さんが一位、芸大店の太田さんが2位。
抽出後に私を見かけて「どこかでお目にかかりましたか?」と訊かれ、「太田が所属していたヴェルディです」と言ったら、マイクついているのに「あぁ、太田さん元気です?うちの店にも来てくださってねぇ」と。
気さくな方だった。
その後、世界第4位のコーヒー取引高を誇る商社であるボルカフェさんが、今年は初出展されていたので、ちょっと情報収集に行ったら話し込んでしまい、なかなか面白い豆を教えて頂けたりしたので、また近々ヴェルディの店頭に並ぶかも。
他にもいろいろと見て回って、ヴェルディでも使おうかな、と思うような資材や、物販品もサンプルをもらってきたので、またご紹介できれば良いかなと思う。
そんなこんなで、久しぶりにいろいろと新たな情報も得て、これからの営業に活かして行ければ。
で、帰る前に八重洲地下で天丼。

東京でサラリーマンをやっていたころには、けっこうお世話になった「てんや」さんの季節の天丼。
個人的に、天丼は関西風ではなく東京風が好き。
良い一日だった。
2025年9月23日 verdi マスター
今日は秋分の日。
先週あたりと比べても、すっかり空気は秋の気配。
このまま涼しくなるのか、或いはまたまた暑い日が来るのか。
でも、とりあえずは秋分の日なので、ぼちぼち秋になるのだろう。
そんなわけで、祝日営業をしていると、何となく明日は下鴨の定休日という気分になるのだが、今週は今日がスタートの日。
先週は、第三火曜日のお休みのため、水曜が振替休業で、営業日数が少なかったのだが、今週はなんか長く感じそう。
さて、そんな9月も終わりに迫ってきた中、10月4日(土)の夜話の会は、残り枠2名様となりました。
同じ豆を同じ焙煎度合いで仕上げても、火力と排煙のバランスで風味が大きく変わることを実感できる会になります。
参加ご希望の方はお早めに。
そして、先週から販売を開始した ヴィンテージバレル・カシャーサ は、おかげさまで大変ご好評いただき、生豆ベースで残り15キロほどになってしまいました。
先週一週間で25キロ販売していることを考えると、来週には売り切れているかと思われます。
こちらもご希望の方は、どうぞお早めにお求めくださいませ。
2025年9月21日 verdi マスター
今朝、外に出たら明らかに先週までとは空気が違って、ちょっとだけ秋を感じた。
そんなこともあってか、先週の連休はアイスコーヒーのご注文が多かったのに、今週はあまりアイスコーヒーが出なかった。
が、なぜか夏向けに用意した商品が、真夏以上によく出た一日。

トニックコーヒー。
柑橘系炭酸の刺激と深煎りコーヒーの苦みが爽やかなコーヒードリンク。
こちらは、間もなく終了予定。

カスカラゼリー
コーヒーチェリーの果皮を乾燥させたもので作る「カスカラ茶」
そのカスカラ茶で作ったゼリーと寒天のコンビネーション。
夏に食べたくなる冷たいデザート、のはずだったが、なぜか猛暑日の続いた8月より、9月に入ってからの方がご注文の多い商品。
そろそろ終了にしようかと思っていたけど、どうしようかなぁ・・・・
と言うわけで、予想と現実の違いを感じつつ、明日は下鴨店定休日なので、私は北白川で焙煎とデスクワークの日。
下鴨の秋仕様メニューを作らねば。
さて、よくCDをお貸しくださるお客様から「マスターは、あまりブラームスを聴かないですね」と言われたのだが、自宅のCDラックには、少なくともモーツァルトよりはブラームスの方が圧倒的に多い。
と言うか、モーツァルトのCDって、全部で10枚あるかどうかで、個人的には「聞き流すには良いけど、その世界に浸りたいと思えない」作曲家なわけで、凄い人だとは思うけど、逆に彼は天才すぎて人間味を感じられない。
ブルックナーにせよ、ブラームスにせよ、聴いていると、その作曲家がどんなことを考えて、どんな気持ちで作ったのかなど、思わずその作曲家の人生ドラマを音を通して見ているような気になる。
さらに言うと、その曲の演者の人となりすら音楽を鏡にして垣間見ることができる。
が、モーツァルトの曲って「この人はどんなことを考えていたのだろう?」と思い描きながら聴いても「多分、深慮しなくても音が出てきてしまったのだろうな」と思えてしまう。
なんだか、モーツァルトの曲って、私には彼の音楽から人生ドラマを感じ取れないのです。
そんなわけで、今夜はブラームスの交響曲。
私の愛聴盤は、ザンデルリンク / ドレスデンシュターツカペレのLPだったが、CDではカラヤンで揃えている。
基本、カラヤンって人の録音、特にベルリンフィルの音楽監督就任後、ドイツグラムフォンと契約を結んだ後の録音については、あまり好んでいない。カラヤンと言う人は、セッション録音ではなく、ライヴにこそ真骨頂があると思っているからなのだが。
でも、ブラームスの交響曲は、1番~4番全部カラヤン / BPOを生のコンサートで聴いたということもあり、ブラームスはカラヤンだったりする。
が、今夜はちょっと趣向をかえて・・・

ブラームス 交響曲第1番
小澤征爾指揮 サイトウキネンオーケストラ
1990年8月14~15日 旧東ベルリン、シャウシュピールハウスにて録音
サイトウキネンオーケストラの1990年ヨーロッパツアー時に録音されたもの。
寄せ集めオーケストラとは言え、アンサンブルは非常に素晴らしく、音色も文句のつけようがないもの。
ただ、録音の質というものもあるのだろうが、特に第一楽章において、この曲特有の緊迫感と言うか、張り詰めた空気が感じられず、ひたすら美しく流麗な流れの中、その後の楽章全て流れるような小澤節で曲が進行していく。
一言で表すなら、美しい演奏ではあるけど、角の取れたブラームス。
斎藤秀雄は、こんな演奏を良しとしたのだろうか?
と言うことで・・・

ブラームス 交響曲第1番
斎藤秀雄指揮 桐朋学園オーケストラ
1962年3月22日 東京厚生年金会館にて録音(MONO)
明日は下鴨勤務ではないため、少し朝がゆっくりということもあり、もう1枚聴いてしまった。
古い録音で、モノラルではあるものの、十分良い録音。
そして、オケの完成度や技術の面においては、サイトウキネンに譲るもののこの演奏の第1楽章からは、武骨なまでにキリリとした緊迫感のあるブラームスが聞こえてくる。
第2楽章は、少し金管の粗さが見えてしまうものの、ヴァイオリンはしっかりと歌っており、それだけに管楽器との差が惜しいところ。
つなぎの第3楽章も弦が奏でる音色と、若干技術的に劣る金管のコントラストが気になりつつ、第4楽章の緊迫した出だし、そこから徐々に歓喜のメロディーへと移り変わる様は、この時代の名だたる指揮者やオケを凌駕するように思える。
そして、終楽章のエンディングにおけるダイナミックなテンポの動かし方は、思わず「おぉ~っ」と心の中で叫びたくなる。
それだけに、「金管、頑張れ!」と言いたくなると同時に、斎藤秀雄という人に、当代の一流オケを振らせてみたかった、その録音を聴きたかった!
叶わぬ願いではなるけど、60数年前にこんなブラームスを演奏している日本人がいたということを今に伝える録音の存在を有難く思うのであった。