自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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私が欲しい

2016年2月25日 

昨日、今日は、寒かったこともあり、朝の立ち上がりが、非常に穏やか。

なんだか店内にも寒気が流れ込んでいるようで、ちょっと寒々としてしまうわけである。

その分、午後に多くのお客様がお越し下さり、ちょっとバタバタしてみたり。

まぁ、季節によって、お客様の動向も変わるので仕方ないのだが、どんな流れでも、しっかり対応できるよう、スタッフも準備してかからねばである。

 

さて、このところ、私が不在になることの多い Verdi 。

何かと慌ただしく動き回っているのだが、考えてみると、今私がしている仕事って、以前サラリーマンをしていた頃は、10人くらいのチームで、役割を分担してやっていたような内容であることに気付く。

そういう意味で言えば、あと9人私がいたら、滞りなく物事が進むのだろうが、そうもいかないから、できればあと2~3人でいいから、私が欲しい。

 

そんな叶わぬ願いをむねに、打ち合わせの帰りに車を走らせていたら、スピーカーからは、ジェシー・ノーマンが歌う “ Je te veux ” が、流れてきた。

それを聴きながら、つい「貴方が欲しい」じゃなくて “ Je me veux ” だ!

と、思うのであった。

 

さて、そんな慌ただしくしていると、何となくガツンとパワフルなイタリアンが食べたくなる。

そこで、久しぶりに、かつてよく行った、ガッツリ系イタリアン B のシェフ Tさんがいらっしゃる、ホテルサンルート京都 のイタリアン「トラットリア・ヴィアーレ」へ、ちょうど一緒に行動していた、カミさんと共に行ってみた。

 

ここは、前菜やサラダ、ドリンクはブッフェ形式になっていて、メインかパスタをチョイスするのが、ランチのスタイル。

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価格から考えると、なかなかパフォーマンスの高いブッフェだと思う。

メインは、海苔のニョッキと、豚と白インゲンのラグー・パッパルデレを注文。

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ニョッキを食べてみて、カミさんと顔を見合わせる。

美味しいのは良いのだが、どうも T シェフの味ではない。

やはり、ホテルのレストランとなれば、味の方もおとなしくなるのか?という感じ。

次いで、豚ラグーのパッパルデレを一口、これは、絶対に違う!

と、思って、帰りにホールにいたスタッフの方に聞いてみたら、もう別の店に移動されていたそうである。

ガツンと食べたかったので、ちょっと肩透かしを食らった気分ではあるが、ランチとしては、とても満足度の高いものであった。

できれば、次は、ダイエットが終わってから行きたいものである。

てんこもりの一日

2016年2月23日 

今日は、午前中に事務作業などを終えて、午後からバリトン歌手のコンサートを聴きに行ってきた。

普段は、平日の昼間にコンサートなんて行かないのだが、このコンサートの主催者である『緑の街ミュージックフレンズ』というNPOとは、いろいろと御縁あって、今後は一緒にお仕事をすることになるかもしれないので、ともかく行動すべしな私としては、足を運んでみた。

お互い協力して、良いことができればと思う。

 

コンサートのあとは、一旦店に戻って、またすぐでかけて打ち合わせ。

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まだちょっと検討が必要ながら、だんだんと形になってきている。

次回の打ち合わせ時には、かなり出来上がるのではないだろうか、頑張ろう。

で、コンサートや打ち合わせの合間を縫って、以前からちょっと気になっていたカフェで、フレンチトーストを食べてみた。

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最近、目に留まったら、躊躇わずにフレンチトーストを食べることにしているのだが、同じフレンチトーストでも、いろんなものがあるなぁ、と、感心してみたりして。

その後、夜にも一つ打ち合わせがあって、結局帰宅したら、午後10時半を回ってしまっていたので、今夜の日記アップは、少し遅め。

ちょっと、このところ、バタバタしていることが多いが、しっかりとやるべきことをやって、積み上げて行こう。

そんなこんなで、明日は店長の土田の日記です。

私の日記は、また明後日。

それではみなさまごきげんよう。

8年ぶり

2016年2月22日 

毎朝30分ウォーキングをして、ワンダーコアで腹筋して、昔、藪と遠山がテレビショッピングで宣伝していた体幹トレーニングバーを購入したものの、長い間押し入れで眠っていたのを再び取り出して、ちゃんとエクササイズして、さらに一日に一食しか炭水化物をとらず、一日の摂取カロリーも概ね1,500 k.cal に抑えているのに・・・

最初の3週間ほどで、2キロは減ったが、その後は踊り場から抜け出せない。

あと、5キロ減らさないと、私はインド料理を食べられないのである!

 

30代の頃は、ちょっと食事を控えたら、5キロくらい楽に落とせたのに、やはりトシはとりたくないもの。

50も目前に迫ると、体重の踊り場が非常に長い。

でも、ここで負けたら元の木阿弥、夏には Tシャツを堂々と着られる体型になっていなくては。

頑張ろう。

 

さて、今日は Verdi 定休日だったが、午前と午後ともに予定が入っていたので、何かと慌ただしく一日が過ぎて行った。

そんな、仕事の合間に、お客様から『行っておいた方がいいかも』と言われたフレンチで、久しぶりに、きちんとしたデジュネを頂いた。

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アミューズがわりに供されるミニスープ。

今日は、キャベツのポタージュと言うことだったが、これが本当にしみじみ美味しくて、キャベツの甘みと、ほのかに鼻孔をくすぐるスパイスの香りも素晴らしく、きちんとスープ皿で頂きたい味わいであった。

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メインにポワソンを選んだので、前菜は鴨のテリーヌ。

添えられたパプリカのソースが、肉の味を引きたてており、これも繊細な美味しさを感じられる一皿。

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主菜は、桜マスとタラのムニエル。

魚と一緒に、グリルされたプチトマトを口に入れると、濃厚な甘味とほのかな酸味が、淡白な魚を引きたてて、なかなか良い組み合わせ。

輪切りで焼かれた「じゃがいも」かと思ったら、「サツマイモ」で、これもなかなかユニーク。

個人的には、ケイパーではなく、ディルの香りだと、より美味しく食べられたか?とも思うが、全体的によくまとまって、満足度の高いコースであった。

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デセールは、オレンジのブランマンジェとチョコチップアイスクリーム。

前に伺ったのは、2008年の6月(そのときの日記は こちら

随分長い間来ていなかったと思いながら、そう言えば前回も、同じような組み合わせで頂いていた。

もうあまり時間はないが、なんとか機会を作って、一度肉料理も食べに来てみよう。

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でも、その前に体重減らさなくては。

なかなか悩ましいなぁ・・・

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店名:La Verveine (ラ ベルベーヌ)

住所:京都市左京区一乗寺払殿町50-1(叡電一乗寺駅前)

電話:075-757-2443

営業:12:00~14:00(LO) 18:00~21:00(LO)水曜休

Web:http://la-verveine.jp/

濃いと薄い

2016年2月21日 

今日は、京都マラソン。

交通規制と百貨店の北海道展に弱い Verdi としては、けっこう辛いものがある。

昨日は雨で、営業成績も芳しくなかったのに、日曜のマラソン・・・

ちょっとトホホな週末になってしまった。

来週は頑張ろう!

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さて、珈琲のご注文を伺いに行ったとき、「濃い珈琲はどれですか?」あるいは「薄い珈琲はどれですか?」といったご質問を受けることが多い。

「色が濃い or 薄い」なら、見たままのことなので、即答できるが、浅煎りの珈琲でも濃く淹れることはできるし、深煎りの苦味が強い珈琲でも、薄く淹れたら、弱々しい味になる。

つまり、「濃い or 薄い」は、淹れ方の問題。

「苦い or  酸味が強い」は、豆と焙煎の問題。

濃く淹れると、苦味だけではなく、酸味も強く出るから、深煎りと浅煎りを両方とも濃く淹れたら、むしろ味全体のボリュームとしては、浅煎りの方が、重い味になったりする。

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ただ、そのあたりをお客様にご理解頂くことは、なかなか難しく、どんなにご説明しても、やはり「濃い or 薄い」という表現をされるので、こちらとしては、濃い=深煎り、薄い=浅煎りと解釈するしかないわけである。

本当は、ちょっと違うんだけどなぁ・・・

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さて、昨年の終わりごろ、自宅の近所に、ラーメン店のような、なんだか違うような、けっこう入るのに勇気の必要なお店ができた。

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『煮干しそば』と書かれているが、要するにラーメン店だろうと思って、しばらく関心すら持っていなかったが、先日なんとなくふらっと入ってみた。

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スープを一口、ふわっと煮干しの風味が口の中に広がる。

麺は、何か練りこんである風の細めストレート。

なぜかクレソンがトッピングされている。

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トンコツなどに比べると、あっさりしていて食べやすいのだが、煮干しの風味が強く、味としては非常に濃く感じる。

そうしてみると、ラーメンでも「あっさり味」と「こってり味」、「濃い味」「薄い味」は、別物なんだということを再認識。

こってりしていても、予想以上に後味がスッキリしているものもあれば、風味自体はアッサリ系なのに、食べ終えた後で、やたら喉が渇くものも。

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私の場合、珈琲なら何でも飲める、と、言うか、視察などをしていたら、どんな珈琲を飲まされるか分かったものではないので、オールラウンドに適応できないと、この商売難しい。

だが、ラーメンとなれば、やはり、あっさりで、なおかつ薄味の方が好きかも。

しかし、煮干しの風味がズトンとくるし、麺も他ではあまり食べられないもの。

この店を好きになる人は少なくないように思う。

油そばもあるそうなので、こんど気が向いたら、そちらにチャレンジしてみようかな。

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店名:煮干しそば 藍

住所:京都市左京区吉田下阿達町29-1

電話:固定電話なし

営業:平日=11:30~15:00、17:30~20:00

   土日祝=11:30~18:00

月曜・第1・第3日曜休

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