昨日、今日は、寒かったこともあり、朝の立ち上がりが、非常に穏やか。
なんだか店内にも寒気が流れ込んでいるようで、ちょっと寒々としてしまうわけである。
その分、午後に多くのお客様がお越し下さり、ちょっとバタバタしてみたり。
まぁ、季節によって、お客様の動向も変わるので仕方ないのだが、どんな流れでも、しっかり対応できるよう、スタッフも準備してかからねばである。
さて、このところ、私が不在になることの多い Verdi 。
何かと慌ただしく動き回っているのだが、考えてみると、今私がしている仕事って、以前サラリーマンをしていた頃は、10人くらいのチームで、役割を分担してやっていたような内容であることに気付く。
そういう意味で言えば、あと9人私がいたら、滞りなく物事が進むのだろうが、そうもいかないから、できればあと2~3人でいいから、私が欲しい。
そんな叶わぬ願いをむねに、打ち合わせの帰りに車を走らせていたら、スピーカーからは、ジェシー・ノーマンが歌う “ Je te veux ” が、流れてきた。
それを聴きながら、つい「貴方が欲しい」じゃなくて “ Je me veux ” だ!
と、思うのであった。
さて、そんな慌ただしくしていると、何となくガツンとパワフルなイタリアンが食べたくなる。
そこで、久しぶりに、かつてよく行った、ガッツリ系イタリアン B のシェフ Tさんがいらっしゃる、ホテルサンルート京都 のイタリアン「トラットリア・ヴィアーレ」へ、ちょうど一緒に行動していた、カミさんと共に行ってみた。
ここは、前菜やサラダ、ドリンクはブッフェ形式になっていて、メインかパスタをチョイスするのが、ランチのスタイル。
価格から考えると、なかなかパフォーマンスの高いブッフェだと思う。
メインは、海苔のニョッキと、豚と白インゲンのラグー・パッパルデレを注文。
ニョッキを食べてみて、カミさんと顔を見合わせる。
美味しいのは良いのだが、どうも T シェフの味ではない。
やはり、ホテルのレストランとなれば、味の方もおとなしくなるのか?という感じ。
次いで、豚ラグーのパッパルデレを一口、これは、絶対に違う!
と、思って、帰りにホールにいたスタッフの方に聞いてみたら、もう別の店に移動されていたそうである。
ガツンと食べたかったので、ちょっと肩透かしを食らった気分ではあるが、ランチとしては、とても満足度の高いものであった。
できれば、次は、ダイエットが終わってから行きたいものである。